WEB

夜1時に電話がかかってきて「いま錦にいるんだけど?」と言われる恐怖感を、あなたはご存知でしょうか?
こういった日はだいたい世紀末を感じてそれ相応の酔いを摂取するのですが、老老介護とはよう言ったもんで、泥酔者同士の介護にも名付けたいものです。

どうも、酔酔介護のプロ、ぼくです。
弊社の支援内容は、利用者様をラーメン屋かタクシーに閉じ込めるところまでが支援内容です。


今日でアドベントカレンダー12日目でございます。わっほい。
カレンダー2は高野さんの記事です。

珍しく業界指定記事です

記事を書くきっかけになった理由は遠くない先に出てきます。
いつもどおりだらだらと書きますので、お好きなところをお読みください。長文、順不同です。

本音を言うと、スパロボ30が発売された年ですし、エヴァンゲリオンと機動戦艦ナデシコの記事が出てたので、なぜなにナデシコのテンポで手軽に銀河を救えるスパロボの話をしたかったです。
ぶいっ。



美容クリニックとぼく

一定数の方から「美容クリニック専門なんですよね?」みたいなことを言われるのですが、そんなことはありません。
かろうじてインスタ映えする感じの人間性ではないですし、小高い丘の上で小鳥と一緒にケーキをちゅんちゅんいただくマダムキャラでもありません。
ただ一つ言えるのは、美容クリニックのマーケはやることいっぱいでめちゃくちゃおもしろいのです。

読んでいただきたい方

美容クリニックのウェブに携わっている方
ウェブマーケに興味ある方
美容クリニック経営に携わっている方
などなどです。


という前提が揃ったところでお話を進めますが、実際にぼくが今まで経験して感じたことや遭遇した業者さんの出来事についての記事です。
医療関係者の方が読んでも大丈夫なよう、ネットの難しいことはまああれなんで、あれします。

医療広告ガイドラインとか関係ない

まずはここからです。
競合他院を見ていて思うんですが、医療広告ガイドラインとか関係ないと思わせるような攻め方をしてきまして、もうひどいも何も...
業界最安を謳っているのはそこそこありますので、こちらから通報したりもしています。


お前何様だよ的なポジションで通報するわけですが、これもクライアントの利益を守るためです。


誇大広告を出して集患できているから、それに倣って他の競合も同様の広告を作り、ルール違反の広告だとわかっちゃいるけどやめられないみたいな感じでしょうか。
こういった記事を読んでいただけますと嬉しいと思うのです。


使用許可を出していないサプリに監修者として載る

この内容がびっくりすぎてこの記事を書いたと言っても過言ではないのですが、遭遇したときは、???となりました。
ウェブ業界歴が長い先輩方はこういった経験はされているかもしれませんが、もうなんか、事態が飲み込めませんでした。

それで業者に問いただしていくと、
「別のサプリで監修許可いただいたものの利用範囲が社内で共有されていなくて、このような自体になりました」
みたいなことをあーだこーだと述べられていたんですが、ここまでならヒューマンエラーになるかなあと思います。

ただ、この監修者として監修したサービスなんですが、サービスと監修者をつなぐプラットフォームがありまして、そのプラットフォームがとあるところで別企業に売却されていまして。
運営者が変わって引き継ぎがされてない?とかもうよくわからん感じでございます。

闇 of the YAMI
英語知らんけど。

グレーだとわかっていてGoogle マイビジネスの規約違反をする

いや、グレーというよりもアウトなんですが...という何とも言えない顔になったぼくです。
わかりやすいところでいくと、屋号名にキーワード入れるものなどです。

クライアント先のMEOをやっている既存業者さんがキーワードを入れておりまして、なぜキーワードを入れたのか話を聞きましたら「MEO対策の一環で」と言われました。
一般的な回答だと思うのですが、引き続き聞いてみたら、「屋号にキーワード入れるのは駄目なことだと理解しているが、それでもMEOで上位表示するためにグレーを攻める」と言われました。

アカウントに影響あったらどうするのよ。
と言った正論とかではなく、思想が違うのかなんというのか、非常に難しいのです。

こちらの記事の通り地道に競合クリニックの情報修正をしていたぼくですが、まさか自分のクライアントがこれだったとは...
という笑えない状況にもなるのです。


記事に忠実に活動しているので、名古屋はじめいくつかの都市圏の美容クリニックの平和は守った自信あります。(誰目線?)

こんな感じのもそうです。

あとは正座してこちらの記事をお読みください。


もういいよ。ってくらい営業がしつこい

営業さんは運用のことわからない。でも、運用担当は表に出てこない。何なら、連絡取れない。
医療機関の営業は特殊なので営業がいたほうが良い気持ちもわかりますが、それでも度が過ぎてる営業が多い。
営業専門だとしてもある程度は運用のことを理解していないと、この業界は厳しいかと思われます。

インスタめっちゃ集患できるよ。って言われるけど

それはもうおっしゃるとおり、ストーリーとかアップするとたくさん来るケースもあります。
ただ、Google アナリティクス見るとインスタだけじゃなくて他の媒体から集患しているケースもたくさんあるので、自社の集患がどこがメインなのかをフラットに見ておくと良いと思っています。
インスタもホームページも見た。って人は多いですが、インスタばかりに固執するのではなく考えていきたいところです。

一つだけ言いたいのは、n=1を極大化して発言には惑わされないことの重要性なのです。

新規集患だけでなく、再来院も考える

新規来院数に焦点を当てがちなのですが、既存患者さんに喜んでもらえるメニューやキャンペーンを考えてみてもよいのです。
周りの人に聞いても美容クリニックへ行くというのはハードルが高いと感じる人もいるので、ハードル高い人の態度変容より、まずは近くにいる人から。

マシュマロが荒れなかった

問い合わせフォームとかの質問だと荒れがちでも、マシュマロだったら思うほどに荒れなかった。ということもありました。
SNSをキャンペーン告知のみに使うのも一つの手かもしれませんが、原点に立ち返ってコミュニケーションツールとして使ってみても良いと思います。

Twitterの定点観測は欠かさない

エゴサしていると、良いこともあるのです。
ちゃんと見ておきましょう。
保険診療メインのクリニックではネットで話題になることは少ないのですが、美容クリニックですと初回カウンセリングを受けるまでにたくさん情報収集してから来院するケースがあるので、Twitterでどんな情報が出ているのか把握しておくことも大事です。
しかも良きなのは、ドクターはインスタを好んでやる傾向にあるので、Twitterはがら空きでございます。
小学生の頃にやったKOFシリーズの草薙京のセリフ如く「ボディがガラ空きだぜっ!」なのです。


インフルエンサーは女神さまではない

中には凄腕インフルエンサーさんもいるんですが、インフルエンサーに紹介してもらったからといって、すぐに集患につながるわけではないのです。
それよりも、クリニックのファンになってくれた人がご自身の友人を3人紹介してくれるほうがプラスになったりもします。
インフルエンサーも大事だとは思うのですが、インフルエンサーを女神さまにするのではなく、施策の一つとして考えておきたいところです。
きらびやかなものが正義ではないのです。

もともとの美容クリニック業界にも問題がないわけではない

誇大広告よりの広告を出し、しかも金額どばあっと投資するので、変なイメージが先行してしまっています。
ちゃんとやっているドクターやクリニックもある中で、ようわからん広告がはびこるのです。
真面目にやっているところが救われない。

じゃあ、広告会社的に美容クリニックは儲かるのか?

にしたんクリニックみたいな広告出せるのは湘南、品川みたいな一部大手で、基本的には一般的な店舗型ビジネスの中小企業と同じかつ泥臭い広告を作っていく感じです。
なので、広告予算は比較的多い部類かもしれませんが、それでも、「儲かる」かどうかは別です。仕事がほんとに大変なので。



スポットで入るというか、ある種外注的な作業だけ請け負って提供する分には、良いと思います。
あとは、他業種と同じテンプレートを使って美容クリニックで展開する場合に金額を上げて受注できるとか。(それを会社として、またはビジネスとして良しとする場合には展開するのも良いと思います)

しかし、美容クリニックの改善を本格的に行おうと思うと、ウェブだけじゃなくて現場の改善や人事の問題などが大きく関わってくるので、そこらへんまでやってくとなると工数がものすごくかかります。その工数までチャージするべきかもしれませんが、それまでチャージするとクライアントさんへの負担もその分増えるので、我々が出すべき成果のハードルが上がるという循環になります。

適正なサービスを適正な価格で。

美容クリニック界隈で実力がある人と繋がる

実力ある人との繋がりがあるかないかで、取り組める幅が全く変わります。
カウンセラーさんのスキル向上ができるのか、東京などのトレンドをベースにキャンペーン企画を作れるのか、ドクター教育をベースに院内で行える治療の幅を広げられるのかなど、売上に直結してきます。
また、製剤・機材メーカーとのつながりから仕入れ値を抑えることで原価ダウンでき、メニューに価格優位性をもたせることができるのかなど、原価の面からも大きな影響があります。
美容クリニックの場合はスタッフの退職率が高いケースもあるので、ナースなどの人材を常に送り込める人がいるのも強いです。専門職採用は大変ですし、コストかかりますので。

クリニックって、ほとんどは院長が経営しているので、院長はプレイヤーも兼ねている場合が多いです。
となると、プレイヤーとして経営にも携わらなきゃなんですが、そこまで手が回っていないことがほとんどなので、院長がプレイヤー or 経営に専念できる環境を整えられる人がいると良きだと実感しています。

美容クリニックはブランディング方法も様々

・技術で一点突破型。
・幅広い自費診療を誠実に受けられる。
・ニッチな市場で一強。
・多額の広告費をベースにマス広告で名前を売る。
・知る人ぞ知る破格が強み。
など、ほんとに様々なブランディングといいますか、経営方針があります。
これには経営者≒院長の意志が反映されていることが多いですが、大事なのは、その意志を把握して広告を考えていくことです。
どうみてもうちの考えと合わないよね。って広告をやったところで、クリニックはもちろん、患者さんだって幸せにならないこともありますので。
みんな幸せな優しい世界を作りましょう。

美容と言えども、ローカル色強し

結局は、来院してもらって初めて売上になるのです。
そのためやっぱりローカルビジネスの一環なのです。
凄腕ドクターのクリニックは県外から通院とかありますが、全体の母数からみたら少ないです。
やっぱり、そのクリニックが位置する診療圏で広めていくのが一番です。

とはいっても内科さんとかよりは診療圏広いので、そこらへんは注意です。

基本はBtoC。時々BtoD。

Dってなんやねん。って感じなんですが、Doctorです。
同業に向けた広告といいますか、ブランディングといいますか。
Doctorは専門職であり、技術職。そのため、秘技みたいなものがあるのです。
それがDoctorの間でのブランディングになっていくのです。

クリニックはスタッフのエゴ全部を飲み込めやしない

みんなそれぞれの視点があり、それをn=1として極大化して話が進むのです。
意見はわかりますが、現場の人の話だけではなく、経営層、ドクターなど関係者みんなの意見を聞いた上で落とし所を決めないとなのです。
声の大きい人、根回しの上手い人、役職越えた関係性の人がいると一人のエゴに全体を巻き込んでしまうのです。
ほんと、救われない。

クリニックの重力に魂を縛られている人々

スタッフだけのことではないのです。
スタッフの中にもいるとは思うのですが、外注業者とかもそうなのです。
美容クリニックってクリニックの中でも広告費が高い部類なので、何としてでもしがみつこうとする。
そうしてクリニックの環境は汚染されていき、人間の重みでクリニックは沈むのです。


地獄の媒体管理

もうほんとこれ、つらいんですわ。
クリニックの規模が大きくなればなるほど、媒体管理の工数がかかります。
誰かが知らぬ間に契約してた媒体がある日登場したり、そもそも契約した覚えがない媒体に出稿されていたりと涙涙の日々です。

いつも担当をするときは、いらない媒体がないか必ず確認しています。
往々にして1や2のいらない媒体は存在するものです。
クリニックの作業も減るし広告予算も減るので良きだと思います。
(しかも美容クリニックの媒体ってなんであんなに高いんだよ。って毎回心のなかで思っております。ほんとなんであんな高いんだよ)

クリニックの中ではアクセス数多め

感覚値ベースですが、一般的な保険診療の町医者さんのサイトでリスティング等のウェブ広告費なしですと、月間3,000アクセスあると良いほうだと思います。
歯医者さんはもうちょっと下がって、1,000あると良きかと。
もちろんブログやSNS頑張っている場合はその限りではないですが、それでも月間の数値としては上記くらいかなあと思います。

しかし美容クリニックは、月間5,000。多いと10,000超えたりします。もっと多いところもあります。
保険診療中心のクリニックより、多い印象です。

マスターデータがどこに貯まっているのか、もしくは貯まっていないのか

実際にここまで考えるとしたら、担当し始めてから相当時間経過してからだと思います。
それ以前に潰さなければならない穴が多数ある場合はそっち優先ですし、そっち優先したらデータ管理まで手が回らないのです。
しかもデータの入力って規則性なかったりするので、それはそれでまた大変なのです。

あと、管理システムが旧来のものすぎて使いにくいパターンはあるので、システム選びは慎重に。
PDFでしかデータを落とせないと聞いたときは静かに泣きました。CSVとは…

流行りものに手を出すのは良いけど、今の現状も見ておくべき

流行りものと相性が良い業界だとは思います。
ただ、増やしすぎるとさっきの地獄の媒体管理につながるし、集患できなかったって負け癖がつくのも良くないかと。
あと、美容だからといって流行りものと相性が良いわけではなく、美容クリニックにも特徴があるので、マダム層を中心にしてる場合は流行りものってわけでもなかったりします。
流行りものに手を出す下りについては、森野さんが言われていました。


クリニックが入ってる建物が広告になるケースもある

有名なビルとかホテルに入っていれば、それだけで広告になったりします。
賃料を広告費換算するわけではありませんが、自然と広告にも繋がります。

有名すぎるとこに入ってて、そのテナントからの流入が多い場合は、GAのデフォルトチャネルグループをいじって、そのテナント専用の参照元を作っています。
CVRが激ブレしますので…
設定は、GAビューのチャネルグループ > チャネルグループ設定からどうぞです。


結局1番言いたいことは?

酸いも甘いも全部書いてみましたが、ぼくは美容クリニックのマーケが好きですし、いま担当しているクライアントさんが好きなので、やっぱり業界全体が良くなってくれると良いと思っています。特に広告関係よ。
美容クリニックも広告会社もちゃんとやっているところはちゃんとやっていらっしゃるので、みんなで患者さんの方を向いて一生懸命頑張っていきたい所存でございます。
現場からは以上です。

もう12月も中旬に入り、いよいよ残すところあと20日もないようす。
年末年始、ちょいと時間できたら途中プレイのスパロボBXをやろうと思います。
結局またビルバイン無双するのですが、絶対無敵のライジンオーさんにも活躍してもらいたいのです。


禁酒中に自宅のウイスキーボトルを開けて匂いを嗅いで悦に浸っていたエピソードを酒飲みの友人に話したら、「アル中だよ」と言われました。
あなたにだけは言われたくなかった、どうも、ぼくです。

これはアドベントカレンダー8日目への寄稿でございます。

もう一つのカレンダーには、森野さんの記事です。
この記事の投稿が遅れてしまったので、森野さんの記事は読了しちゃいました。
そのため、上記記事についてもちょっと触れて書き上げております。

記事で一言について書かれていたので言いますが、毎日堂で一番好きな一言は【毎日堂 その1514】のこちらです。
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子どもから「オヤジギャグを言え」と言われてとっさに出てこないのが喫緊の課題。

日頃からいざという時のための準備をしておかないといけないと痛感した。
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後世に残したい一言。

MBAとは、いわゆるMBAというやつです

本とかいろんなとこでみる、MBAというやつです。
MBAの資格がほしいわけではないのでそのあたりにこだわりはないのですが、経営全般を体系的に学べることに魅力を感じました。
厳密に言いますと、ぼくのコースはEMBAというコースになりますので、起業家向けというよりかは、事業承継と言いますか、企業内での管理職ポジションコースです。


名古屋商科大学大学院(NUCB Business School)に通っています



非常に洒落たキャンパスにどやどやしながら通っています。
ほら、わたくしはコメダじゃなくてスタアバックスやタリイズが似合うジェントルメンなので、こういったキャンパスがお似合いなのです。天パですけど。

さらに教室はこんな感じなのです。
えぐぜくてぃぶなわたくしにお似合いの、えぐぜくてぃぶな空間なのです。空間は違いますが、東京校も大阪校もありますので、全国に学生います。


余談ですが、学校の中でどちらかというと、くずポジションです

結論から言いますと、学歴ロンダリングに失敗しています。
スラム出身の学歴をロンダリングしようと思ったのですが、そういった浅はかな考えが甘かったみたいです。
残念ながら、学校では「くずやなあ。」と言われてしまっています。学内でも(たぶん)トップレベルの品格を重んじるゼミに入ったのに同期からは「君の品格で入れるなら、みんな入れるね」とのお言葉。

同期の娘さんがぼくの写真を見た時に「パパの学校、こんな不良いるの?」と言われたみたいなのです。えぐぜくてぃぶやジェントルメンは一体どこへいったのか。

娘さんよ、人間やってきた先輩として伝えたいのは、人を見た目で判断しないことだよ。

そもそも通った理由

ウェブマーケティングは楽しいし、好きですが、ウェブの限界があることも知りました。
ウェブだけではなく経営全般をみたいなと思った時に、自分の経験してきた戦術論じゃなくてちゃんとした?戦略を体系的に学びたかったのです。また、今までの交友関係も偏りがあると思いましたので、全く異世界の人と触れ合ったら面白いことがあるのでは?とも思いました。

結局地方の解析屋さんって、解析だけじゃ食べていけないのです。それは以前にも記事で書きました
しかし、じゃあ解析屋さんがデザインやコーディングを新たに学んでそちらの道に進むかと言われると?なわけでして、だったら何するかと言ったら、頭を鍛えたり、人間関係を広げたりが生き筋だと思うんです。
森野さんが記事で言われていたとおり、自分の業界「だけ」で考えるのではなく、色んな業界・職種・立場の人の話を聞いたりして、その中から、今の自分とクライアントさんだったら何が実現できそうか?を考えて行くのが大事だと思っています。これの数が多ければ多いほど、提案の引き出しになるし、結果、実行できた数が増えてくるのでクライアントさんにも貢献できるのかなあと。

通ってよかったのか?

まだ途中なので判断しにくいですが、良かったとは思います。知らないことを学べます。
しかし、本気で向き合えば向き合うほど、めちゃくちゃ時間必要です。
最近のぼくはその時間の確保が難しくなってきているので、4年以内に卒業する長期履修へと変更しようか検討しております。

上述の人とのふれあいの点は、通ってよかったと思っています。ほんと、いろんなキャリアの人がいて、自分がいかに小さな人間だったか知りました。井の中の蛙と言いますか、「あぁ、この人には勝てないや」と思えるような人がたくさんいました。勝ち負けの定義はちょっと?な部分はありますが、なんと言いますか、そこまでハードワークしているのに大学院の膨大な課題をそのハイクオリティで期日までに仕上げるなんてもう、人類なの?って聞きたい人がいたりです。こういった出会いは貴重です。

巷で話題になる、サラリーマンより起業家でしょ的な風潮なんて、ほんとにくそくらえです。
起業家だってサラリーマンだって、できる人はできるのです。

授業内容について

基本的には、授業参加者による議論が中心に授業が進みます。先生が講義する時間は短めです。


で販売されているような教材(ケース)を用いて議論します。こちらのケースを事前に読み込んで、先生から提示されるケースごとの質問に対するレポートを作成して提出。ここまでやって授業に臨みます。書くと楽なんですが、ほんとしんどいです。ほぼ毎週土日9:20〜16:40、これの繰り返しです。
楽しいケースもあれば、微妙なケースもあります。楽しいケースは、読んでて泣きそうになるくらい感動しました。

科目について

戦略からリスクマネジメント、会計、倫理、生産管理など多岐にわたります。
会計とかは普段全く触れないので、非常に良かったです。理解できませんでしたが。
戦略については後述のため一旦飛ばしますが、ウェブだけで生活していると在庫や物流、製造現場のことなどが話になることはありません。ビジネスが部門単体だけで回っているわけではなく、それぞれの現場にそれぞれ大事な人がいるということを知るきっかけになりました。バリューチェーンとはよく言ったものです。
たぶん学校行ってなかったら、IFRSWACCIRRも知りませんでした。こういった横文字攻めはウェブ業界に似ています。ちなみに未だに理解は乏しいです。

結局学校でしょ?

いやもうほんと、そうなんです。
正直に言いますと、議論が机上の空論で終わるときもあります。
なので、良し悪しは人によって分かれるのでここではその終わりのない議論の結論を出しませんが、考え方として大事なのは、卒業までの費用を払っても、結局それ以上の費用対効果が得られればOK。と捉えることが大事だと思います。
事業主であればなおのこと、一つのアイデアで一気に投資分をペイできる可能性だってあります。こうした投資ができなくて、どうやって自己成長していくのか。という気持ちです。
我々の業界で言うところの東京への交通費やセミナー参加費について過去に記事で書きましたが、やっぱり自己投資は大事なのです。

ウェブマーケとMBAは相性良いと思います

戦術論と戦略論のどちらも必要ですし、ウェブは最新トレンドを追っていくのですが、MBAはある程度古典的な部分からその時々の意思決定に関わる決定者の感情まで慮りながら、事業や意思決定を考えていきます。ウェブとは路線が違えど、最終ゴールは近しいところに存在しているはずです。

ウェブも経営も仲良くしましょうよ

ウェブと経営を分断するから良くなくて、どっちもつながっているものだと考えています。
ウェブが担うのは、マーケティングミックスの4PによるPromotionだけではないのです。場合によってはPlaceも担いますし、購買体験を踏まえるのであればProductにも関わるはずです。
ウェブは購入させるだけでなく、ブランド構築にも役立つはずなのです。
ブランディングという言葉はよく理解していませんが、サービスを知ってから、購入して、利用して、誰かに紹介する間にサービスへのギャップがあってはいけないと思うのです。もちろん多少のギャップがあるのは当たり前ですが、極力減らしていく必要があると思っています。
誇大広告が最たる例ですし、採用活動だって面接と入社後では条件が変わっていたら嫌ですよね。こういったものを無くしていくのは戦略レベルの意思決定だと思いますが、それを実行するのは戦術レベルだったりするはずです。

戦略論も戦術論も上下関係無く仲良く頑張っていきたいと思っているのです。

戦略から戦術まで一気通貫でできることの価値

これからはここに価値が出てくるのでは?と。
大手外資系コンサル企業の価値もあるのですが、戦略から戦術まで一気通貫でできるコンサル企業にもスポットがあたる時代だと思います。
中小企業にはなおのこと、少額予算でこれら全部を小さくても良いので実行することに価値があると考えています。
コンサル専門企業の戦略設計の6割でも大丈夫なので、6割のできる限り外さない方向に対して、戦術と組み合わせて頑張って戦っていきたいのです。

だからこそ改めて戦略論を学びたい

別に何もMBAっぽいようなことを言いたいわけではないです。
「御社の場合はポーターの基本戦略で言うところのコストリーダーシップを発揮できる企業ですので、市場を取りに行く戦略で進めましょう。来年には経験曲線効果も出てくるため、今以上にコスト優位性を作れそうです。それに加えて自社のバリューチェーンをもう一度見直し、うんちゃらなんちゃら」とかってそれっぽいことを言って煙に巻きたいわけではないのです。

もちろん
「御社のサイトはこのチャネルからくるユーザーはこのLPへの流入が多く、CVRがうんちゃらなんちゃら」みたいな話をしたいわけでもないのです。

相手に伝わる言葉で会話をしたいのですが、その会話の質を高めるには自分のスキルや知見を高める必要があります。
幸いにも多種多様な人と触れ合ったりできるので、非常に良い経験になります。

今後どうしていきたいのか?

学校出たからといって、MBAホルダーだぜ。どや。ってしたいわけではありません。
今の時代に求められているものを直感とかで探しながら、生き抜いていきたいだけです。

よそはよそ、うちはうち

小さい頃、おばあちゃんから言われました。
どうしたものか30年近くも経つとわかってくるもので、まさに自分が目指していく方向もこれです。
他社と似たような部分で競うのではなく、違いを作る方向です。
違いにこそ、選んでもらえる理由があります。
ありがとう、おばあちゃん。

とまあ、おばあちゃんの言葉の引用が出てきましたが、もしかしたら、
「戦略で大切なことは全ておばあちゃんに学んだ」
みたいな時代に媚びたテーマで1記事書けるのかもしれません。
ちなみにおばあちゃんの言葉は、名古屋弁の中でも、日比津弁らしいです。よくわからんけど、細かい。

MBAに迷われている方へ

ものすごく大変なので、気軽におすすめできるものではありません。
何らかの課題感や悩みごとがあって通うのであれば、おすすめします。しかし、家庭がある方は、家庭内でちゃんと話し合ってからでも良いと思います。NUCBの場合、入学1ヶ月目(4週間)で、死を見ます。それを越えれば比較的楽(麻痺してくる)のですが、でもやっぱり、大変です。ご家族の理解を得られてからでも遅くありません。

あと、仕事にすぐすぐ活きてくるかと言われると?な感じがします。
ここで得た気づきを自分の中で精一杯考えてみて、その結果、仕事のプラスになることもならないこともあるって感じでしょうか。何が大事かって、気付ける数を増やすことかと思います。

なお、こういった学校に通う目的を営業目的にしている人は論外だと思います。

ってことで、まもなくNUCBを卒業するアドベントカレンダー24日目の関戸さん、こんな感じでどうでしょう?

来年はまだ涼しいバーで遅すぎるくらいのギムレットを飲み干した後、ゆっくりとF91を観返したいものです。これぞ、品格。




みなさま、お世話になっております。
健康のために禁酒をしたら、健康以上に大切な何かを失いかけた、ぼくです。

今年のアドベントカレンダーの小話は「飲酒」で進めようと思いますので、ぜひ、こちらの記事もお読みくださいませ。


今回のテーマは、ウェブ業界にいる人にはド定番の質問かもです。副業だけでなく、ウェブ業界(特にマーケ)にジョインすることについて書いてみようと思います。ジョインって、一度言ってみたかったんです。(どない?)

別の業界にいる人がウェブをやりたいということには賛成ですので、そこをバスっと切るようなことはしません。ただそうではなくて、ウェブにキラキラした感じの印象が先行している方もいるはずなんで、ちゃんと良いとこ悪いとこを伝えていこうと思います。

イメージとしては、シャンクスがルフィを海に連れて行かなかったときのような気持ちです。
以下、「巻き髪のフタンクス」がお送りします。

そもそもウェブの定義は?

デザイナー、コーダー、マーケッターでは職種が違います。
「えっ、ホームページ作れなくても独立できるんですか??」と言われても、独立できるのです。未経験の方が思っている以上にこの業界は職種が細分化しています。
まずはウェブって何かを定義するのが良きかと思います。

今の仕事はそこそこに、早めにウェブの業界に入ってみたい

今の仕事も続けてください。
もしかしたら、ウェブ系にも役立つかもしれないので。
ウェブにどっぷりのキャリアも良いと思いますが、他の仕事を経験してからウェブに来るのも良きだと思います。
アパレルの人であれば、アパレルでの接客経験をネットでの接客経験に活かすこともできますし、不動産屋の人であれば、ネットで獲得するリードの質の重要性は理解できるはずです。
結局、主戦場がオフラインからオンラインに変わっただけであって、顧客はどちらも行き来していることが多いです。
ですので、今の仕事が悪いわけではなくて、仕事の根本の部分は変わらないのです。

あと、現場の苦労を知っておくのが一番良いのです。

将来フリーランスで働きたい

その志、応援します。
しかし、フリーランスが全てではないのです。なので、フリーランスをゴールにしなくても副業でやるとかでもありだと思います。そもそも、フリーランスにあこがれを抱きすぎている世の中なのでは?とも思いますので。
フリーランスにはいつでもなれますが、会社員は今しかできないかもしれません。それに、フリーランスも甘いものではないのです...

ウェブ系ならできるのでは?と思っています

いやまあそれはそうなんですが、何かと大変で疲れるのがこの業界なのです。
たしかに空いた時間で始められるかもしれませんが、PC1台で月収100万なんて、そんな甘い世界ではないのです。
在宅最高や。みたいなことも言われるかもしれませんが、それはそうだとしても、たまにはクライアントさんと会ったほうが良いのですわよ。

どれくらいでウェブってマスターできるの?

頑張ってください。

なんでふたむらさんはウェブやってるんですか?

意外と答えにくい質問ですが、クライアントさんへの結果がついてきた時の喜びとクライアントさんが喜んでくださる姿、あとは自分が嫌いではない分野だからでしょうか。
ウェブがめっちゃ得意かと言われたらたぶんそこはまた別問題かなあと思いますが、でも、GA見たりするのは好きですし、ウェブやってたら経営の大事な部分に携われるので、ウェブの仕事の守備範囲の広さが好きです。

アクセス解析ってなんですか?

意外と難問。
アドベントカレンダーには重鎮が多いので答えるには汗汗していますが、自分なりの回答をするのであれば、集客や採用に関わる部分で集まるオンライン、オフラインの数字を分析して経営に役立てるという感じでしょうか。東京と地方でやっていることは若干違うような気もしますが、根本としては、広告に集まるデータから経営に役立つ提案をする。って感じです。

どんな人が向いていますか?

クライアントの喜びが自分の喜びになる人や最新トレンドを追える人。あとはインターネットへの興味でしょうか。結局このお仕事ってインターネットというプラットフォーム?インフラ?の上に成り立っているビジネスでして、最初はやっぱりネットへの抵抗感がないほうが入りが早いと思うのです。
もちろんこのご時世にオンライン/オフラインなど片側のみでユーザーの行動が終わらなくなっているご時世なので、ネットが全てとは言いません。ネットは一つの手段であって、集客全般について幅広い視点で考えられる人が良いのかなあとも感じました。

わたしでもできるんでしょうか?

かつて勤めていた会社にチャンプさんというボクシングでなんかのチャンピオンになった?怖い人がいまして、こういった怖い人は例に漏れず営業強すぎなんですが、チャンプさんと初めて会った時に「いいか、努力したけど結果が出なかった。ってのはおめえの努力が足んねえだけだよ」と言われたので、この言葉でもって回答とさせてください。

どれくらい稼げるんでしょうか?

他の業界へ行くことをおすすめします。

わたしでも年収1,000万稼げるのでしょうか?

知らんがな。

ウェブ系の人って、スタバでPC開いている人ですか?

某神はコメダか地場の喫茶店です。(たぶん)

クリエイティブなお仕事ですよね?

マーケの経験しかないのでわかりませんが、たぶんクリエイティブだとは思います。
しかし、毎日毎日「わたくし、クリエイティブですわよ」みたいな気持ちでは仕事してないです。そんな高貴なプライドというかクリエイティブ気質というかそういうあれではないです。自分のプライドなんか捨てて、相手を仕事の中心に置き、相手にとって良きことを考えていく必要があるかと思います。

マーケで言ったら、これ誰がいつ気づいてくれるんだよ...みたいな地道な仕事を日々やるしかないのです。それをクリエイティブと呼ぶなら、ぼくの仕事はクリエイティブ。

ふたむらさん、髪がクリエイティブですね。

誰がうまいこと言えと?

ここからは路線を変えて最近おもったことを。

ウェブ業界が他の業界よりも入りやすいと思う理由

1.学校や勉強会がある

未経験者が学べる機会があるのも大きいと思います。なんだかんだでそういった教育機関(?)があるからこそ、業界への新規参入者が増えてくれるわけで、キャリアのスタートは非常に切りやすい業界だと思います。

2.インハウスマーケッターという選択肢

これはウェブ業界と言えるかわかりませんが、広義の捉え方をするならば、インハウスマーケッターもウェブ業界に片足突っ込んでいると思います。
何も代理店に勤めることがウェブ業界とは言えないと思うのです。

インハウスマーケッターは代理店(支援側)にいる人よりも1社集中で酸いも甘いも知れるわけで、非常に貴重なキャリアだと思うのです。
いま勤めている企業のSNS担当から始めるのも手だと思いますし、制作会社とのやり取りからでもOKだと思います。そこでウェブに興味を持ったら、もっと深く知る機会はたくさんありますので、外部に学びに出れば良いだけだと思います。

3.割と皆様の身近にある存在

ウェブに触れない日ってないですもんね。ある意味交通系や住宅系よりも身近な業界ですよね。今後はもっともっとウェブ業界が盛り上がっていくと良いなあとしみじみしてます。

4.キラキラ輝いている

ぼくはこれに該当しないのですが、世間一般のウェブ系ってキラキラしてますよね。外から見たらきれいな世界だと思います。
服装だってオフィスカジュアル的な感じでやってますし、片手にコーヒー持ってそうですし。ビルには門番がいて入るのにいちいち大変そうですし。
仕事はめちゃくちゃ泥臭いのに、なぜかわかりませんがキラキラの印象です。たぶん難しい横文字とかが多いからでしょうか。ウェブ業界に入りやすい理由になるかわかりませんが、まあでもキラキラしてます。

元支援側にいた人がインハウスマーケッターになったケース

いまのわたくしのクライアントさんでインハウスマーケッターの求人広告を出した際に、デザイン、コーディング、営業を経験している若い女性から応募が来たんです。結論は、採用していま一緒に仕事しているのですが、マーケは未経験ながらもすごく貢献度が高いのです。
デザイン、コーディングの貢献はもちろんあれど、「自分が顧客だった時にどんな心情になるのか」という心情がぼくとほんとに似ていて、改めてマーケティングは顧客の感情抜きに考えられないのでは?と思ったケースでした。

スキルはあとから学べるけれども、相手の気持ちを考えるとかってスキルは自分の育ちとか過去の経験とかがあるのでできる限りまっすぐ?素直に?考えられる人と一緒にお仕事したいと思ったのでした。

わたしはコミュ力あるからマーケや営業できるかも!って話はちょっと違ってて、コミュ力=話す力・仲良くなる力という定義ではなく、ちゃんと相手に配慮したり、気持ちを汲み取ったりするスキルをコミュ力として使っていきたいのです。

結局、あなたの 10 years after

そう、10 years after なのです。08MS小隊なのです。自分の将来と向き合うことが大事なのです。

「自分のクリエイティビティを試したい」
「誰かの役に立つ仕事をしたい」
「今の職場から逃れたい」
理由は色々あると思いますが、ウェブは自分の将来のための手段であって、その選択肢はウェブじゃない可能性だってあるのです。

辛い部分があれどやってみたいなあと思われる方は、今の仕事×ウェブで何ができるか考えてみると良いです。
戦略系のお仕事している人は、ウェブを使った集客とかの戦略を考えてみる。
インスタとかブログとかに興味持っている人は、興味あるものを突き詰めてみる。
自分の個性やキャリア、趣味嗜好をもとに柔軟に仕事を検討できるのもこの業界の魅力の一つです。

けっして楽な業界ではないですが、それでもこのウェブ業界に興味を持って飛び込んで来られる方がいらっしゃいましたら、すごく嬉しいです。


運営堂の森野さんとコピーライターの尾畠さん



すみません、写真1枚しか撮らなかったので、
あとは以下のテキストとぼくの燃えさかる魂で現場をfeelしてくださいませ。



はいどうも始まりました。
久しぶりに更新しますが、ウェブ界隈のディープな内容で恐縮です。

ウェブ関係の仕事をしているなら誰もが一度はぶち当たる、解析関係の大きな壁。
ネットでGoogle Analyticsのわからないことを調べたら出てくる、「運営堂」。
その運営堂に何度裏口入門したことか...

そう、あの、運営堂の森野さんと飲みにご一緒させていただきました。

いつもぼくのぶち当たる壁を壊してくださるのは伊達じゃないくらい、お会いした森野さんはとても(背も器も)大きかったです。



今回、森野さんとのご縁を繋いでくださったのはウェブ業界の方ではなく、
なんと、名古屋の凄腕コピーライターの尾畠(おはた)さんです。

尾畠さん、ほんとうにありがとうございます!!

尾畠さんは不動産関係をメインにコピーを書いていらっしゃる方で、
とあるきっかけで尾畠さんと知り合い、そこからは公私共々とてもお世話になっております。

そんな尾畠さんの会社情報はこちら

尾畠さん運営のこれ面白いです!
日本初、グラバー専門店です!
DMの反応率悪い人はぜひぜひ。



ということで、この記事を読んだら、
森野さんとの初対面をどのように攻略すべきか学べますよ。ってなテーマでお届けしたいと思います。
まだ森野さんにお会いしたことないけど、いつかはお会いしてみたいという方は必読。


First.森野さんの事前情報


徹底的に読みましょう、調べましょう。

運営堂オフィシャルサイト

運営堂Twitter



運営堂のどうでもいいことほどどうでもよくないことはないので、こちらも忘れずに読みましょう。
https://www.uneidou.com/doudemoii/archives/598
ぼくはこちらの記事の『「マジンガー」に惹かれて』に惹かれました。



https://www.uneidou.com/doudemoii/archives/500
短文ですが、こちらの記事を電車の中で読んで吹きました。
聞いてないと思いますが、ぼくが中学時代に学校の図書室にあった横山三国志(全60巻)を6周しました。
高校時代に勢い余って、横山さんの項羽と劉邦、水滸伝、史記、三国志を全て買い揃えました。超絶おすすめ。


Second.会場


これは尾畠さんチョイス。

会場はもちろん。
ちゃいろ。

がブリチキン@藤が丘

どうやらお店の選定基準は、「色」です。
残念ながら2018年6月現在、食べログさんのこだわり・目的からお店を探すには
「ちゃいろ」から探すはありません。

食べログのこだわり
食べログさんの中の方が見てくだされば、サイト改修してくださるかもしれません。
森野さん接待用に。

個人的に絶対にやってもらいたくないのは、「あかいろ」から探す。
辛いのは大の苦手です。
さすがのぼくも通常の3倍早くなります。トイレへの駆け込みスピードが。
そう、彗星の如く駆け抜けます。

「ちゃいろ」オンリーの仕様でお願い致します。


Third.話題


憧れの方(森野さん)に、いざご対面。
言葉ではチープですが、ほんとに憧れの方です。
(でした。と書かないのがポイントだとあえて言おう。ってギレン総帥が。)

やはりお会いしてからも憧れが変わりませんでした。
しっかりと反響出せる人間になろうと思いました。
クライアントの成果を出して、成果の中から対価を頂けるようなお仕事がいいですね。



で、ですね。
一番盛り上がったお話は、

名古屋(末盛通2丁目交差点より東の地域)のめちゃくちゃローカルすぎる話です。

これ読んでくださっているウェブ界隈の方。
期待したでしょ?
ん?ん?
期待したでしょ、反響出る魔法とかあるのかなあって。

反響出る魔法とかって言っている時点でぼくのお里が知れるわけですが。
そこは置いといて。

約5時間ご一緒させて頂いたのに、
半分以上は名古屋のローカル話だったと言っても過言ではありません。

森野さんと初めてお会いする方へ。
事前に名古屋情報仕入れといてくださいね。
大事な攻略ポイントかもしれないです。




森野さんから学んだこと


ちょっと真面目にまとめてみます。


1.なんでもやってみる。


個人事業主の場合、仕事にNOはないです。
どんなことでも断らずに仕事をして、自分の血肉にしていくことが大切。
独学で学ばれた森野さんだからこそ、ものすごく深いお言葉でした。


2.やってみたことは発信する。


はい。ぼくが苦手な分野が来ました。
アウトプットが大事ということですね。
アウトプットの成果物を見てもらっていくことで、勝手にその分野で地位を築いていくことができれば、もう、うっはうは。億万長者も夢じゃない。ぐへへっ。


3.とにかく茶色いものを食べる。


なんと言っても身体が資本。
茶色いものは日本人の肌の色に近いため、健康な身体を維持できるのでしょうか?
業界のTOPの方なのに、ぼくのような駆け出しにもすごく優しくお話くださるのは、
やはり茶色い食べ物を通じて清濁併せ呑む度量をお持ちでいらっしゃるからでしょうか?
ぼくも茶色いものを食して、清濁併せ呑む度量と謙虚さを身につけます。





他にも学んだことはたくさんありますが、
一番大きな収穫だったのは、独学でも頑張ればスキルをカバーできるということ。
スキルが無いから大手企業に入ってスキルをつけてから独立とかではなく、
とにかくやってみて成功も失敗もたくさんして、一つずつスキルをつけていく。
個人で手軽に勉強できる時代になったので、スキルが無いという言い訳ができない環境にあります。
知らないことは調べたり、聞ける人脈を作っておく。
できるようになったら、更に自信がついて成長していくのではないでしょうか。
この出会いがとても良いきっかけになりそうです。(なりましたと言えるようにします)





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もう、言葉は必要ないはずです。
ウェブ業界の人であれば、毎朝7時に届くメルマガは皆様目を通すはず。
他業種の人にもおすすめです。幅広いジャンルのニュースが届きます。
必読なう。



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毎週読んでおりますが、とてもためになります。
尾畠さんほど、学術的なライターさんにお会いしたことはないです。



尾畠さんにおすすめして、絶賛してくださり、
二人して森野さんへおすすめしたぼくの愛読書。
これに出会って生き方が変わりましたと言っても過言ではありません。

明治の末に生まれて、幼い時に父親の遊ぶ金欲しさに盗人一家へ売り払われた主人公の話。
血より濃い水があるということを、平成の世まで生き残って語り継ぐ。
盗人一家の男意気と人情物語に涙なしでは読めません。





こちらは森野さんおすすめの本。
昨日自宅に届きましたので読んでみます。
尾畠さんも、森野さんのおすすめということで購入されたそうです。



最後に、
森野さん、快く飲みの席をご一緒してくださりありがとうございました!
尾畠さん、粋な計らいでセッティングしてくださりありがとうございました!

まずはやってみるということで、全くデザインしていないこのブログだけど、もう少し色々と試してみよう...


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