Google アナリティクス

先日SEOの本職で怖い方々が参加されている香味泡に参加(主に二次会)したのですが、そこで話題になったネタについて書いてみようと思います。
山の親分に半ば脅されて参加したとは申し上げていません。

ゲームだけじゃなくて、スポーツでも車でもガジェット系でも学校の勉強など他のものでも当てはまるかもしれません。
非常にゆるいブログですし、異論反論、癖強めの持論お待ちしております。

どんなゲームをやってきたのか

世代だと言われるかもしれませんが...
90年生まれのゲーム紹介です。
ストIIは4歳の頃に父親とやって波動拳が出せずに泣いてました。
年長でドラクエ6を一人でトライし、デスタムーア最終まで行きました。レベル上げという考えを知らなかったので、倒せなくて泣いてました。(当時未クリア)
ドラクエは今でも現役プレイヤーですが、推しを選ぶなら5 or 6で悩むところです。
圧倒的ビアンカ。

ポケモン・テリワンなどを経て、小6の頃、人生に最も影響を与えた一つであるスーパーロボット大戦に出会いました。
友人の藤倉がゲームボーイのスパロボ(シリーズ名忘れた)を持ってきて、最終話までいったのにラスボス倒せずに諦めました。
余談ですが、友人の藤倉は「初めて美容院行った時に、かっこよくしてくれ!ってオーダーしたのに、坊主にされた」という小ネタを持っています。

そこから、スパロボA,R,ニルファ(二次α)など総勢19作品へのプレイとつながります。
RPG等他ジャンルのゲーム界の住人さんは、魔王の侵略を食い止めているような感じだと思いますが、スパロボ勢は魔王なんて言ってません。
我々が救っているのは、銀河です。
数少ない偉そうにできるポイントは、このスケールのでかさです。
そう、スパロボは努力と根性と、ロマン。

今日はそんな、溢れ出るスパロボ、もといゲーム愛を滔々と語りながら無理やりウェブマーケティング的なことがつながれば良いなあと思って筆を執った次第です。
ところがどっこい、意外と無理やりじゃないかもしれないんだな、これが。(A主人公のアクセル風)

説明書はGoogle公式系の情報

と言いつつ、説明書は読まない勢ですが。
攻略本は大好きでした。ショートカットキーとか覚えますし、主人公のプロフィールとかしっかり読みたい派です。
その世界にどっぷり浸かりたいのです。

今まさにGA4が上を下へのどころではなく右に左にも大騒ぎですが、これだってやっぱり焦らず落ち着いて、公式が出している情報を読むところからです。
ほら、ゲームだってオタ活だって、公式さん大事じゃないですか、あれです、あれ。

不毛と思われる作業に時間をどれだけ費やせるか

代表的なのは、ドラクエのレベル上げやモンスターを仲間にするあれ。
ドラクエモンスターズ(テリワン)で言えば、ダークドレアムを作るあれ。
なお、わたぼうがもったいなくてデスタムーア最終で止めてた勢です。

その設定、いる?この確率、無理じゃない?みたいなものを地道にこなした先にしか見つからない自己満足があるのです。
ウェブマーケだってすぐに成果でないし、GAのその仕様知っている人何人いるの?みたいなことだってあるじゃないですか。

理不尽耐性

みなさんわからないと思いますが、スパロボってめちゃくちゃ理不尽なんです。
戦闘シーンは基本的に、命中率・回避率にもとづいて行われるのですが、こちらの攻撃命中率が90%。相手の攻撃命中率が10%。これであっても、当たり前のようにこっちの攻撃は当たらない(回避される)し、相手の攻撃は当たります。
コントローラーを投げようかと思った数は、ゆうに1,000を数えるほどです。
当たったら当たったで、バルキリーもオーラバトラーもモビルスーツも、一撃で落ちます。
なんなんこの理不尽さ。

ウェブマーケだってほら、理不尽だなあと思うことあるじゃないですか。
コアアルゴリズムアップデート後の阿鼻叫喚はちょっとあれかもしれませんが、どれだけ進めようとしてもよくわからない理由で進まない施策。
ヘルプをヘルプしてほしいヘルプなど。

よくわからない裏設定に興奮できるか

例えばスパロボAPにおける命中率・回避率の算出式は、以下のとおりです。

基本命中率=(攻撃側の命中/2+140)×攻撃側地形適正+武器の命中補正+技能や諸々
基本回避率=(防御側の回避/2+機体の運動性)×防御側地形適正+技能や諸々
命中率=(基本命中-基本回避)×防御側機体サイズ+距離補正-地形効果
最終命中率=命中率+補正(エースボーナスや技能) +連続ターゲット補正

スパロボでは、作品ごとによって上記算出式に影響を与える要素が増えたり、チート的な能力が出てきてそんなんもうずるいじゃん。ってなるのがいつものパターンです。
特にお前らだよ、ニュータイプや聖戦士。あと、底力持ち。Sアダプターがいかに強いかもわかります。

上記のような式を見た時に、数学嫌いなぼくでも、何をどういじると命中回避に好影響が出るのかを考えるだけで興奮します。そこから逆算して、影響度合いの高いものを優先的に着手していきます。絶対にいじれないような項目(機体サイズ等)の把握も大事ですよね。

算出式を暗記しているわけではありませんが、シリーズごとに確認しながらふむふむ。と進めていく感じです。
衣袋さんの細かすぎるGAセミナーにわくわくできるスキル?は、このあたりで培いました。

マリオカートのハンドルアシストはちょっと存じ上げなかったのですが、64のレインボーロードのショートカットはよくやってました。こういう裏設定というか裏技というか、わくわくします。
当時ってネットがなかったから情報もあまりなかったんですよね。友人たちの情報で生きていました。


そのゲームに飽きが来ない

とにかく追求するんですよね。
経済学で言うところの限界効用はもう微動だにしていないのに、その微動だにしていない状況すら楽しめる感じです。経済学しらんけど。

ぼくが一番やりこんだスパロボはスパロボOG(ゲームボーイアドバンス)なんですが、アルトアイゼン・ヴァイスリッター・サイバスターなど5機ほどでステージクリアを目指せるほどにやり込みました。
イングラムとかのバリア持ちはどうやってエネルギー切れに追い込むかがほんと大変ですが、結局は対ボスの初動の手数が大事です。

GAだって長寿のサービスですが、なんだかんだ使っていて楽しいですし、GA(UA)以外にもGTMやGA4などリリースされて、まさに長編作品みたいな感じで思っています。
飽きるというのはその対象に対しての感情の動きが小さくなって熱意が薄れていくことだと思っているんですが、感動があったり辛さ、大変さがあればなかなか飽きがこないなあと感じているところです。

周辺領域も大事になる

スパロボの場合、スパロボ単体で終わることってほぼないんです。
色んなアニメからスパロボに参戦して、スパロボという世界観やストーリーが成り立っているのです。だからこそ、参戦作品を観ます。すると自然にそのアニメが好きになって、今度はそのアニメからまた違うところへと進んでいきます。

ほら、GAだって単体で終わらないじゃないですか?あれと一緒です。(こじつけ)

結局、なんだかんだ突き詰めたいし、その作品というかサービスそのものが推しなのです

ぼくの場合は、スパロボです。
あとは、ワンピース、横山三国志、天切り松闇がたり。他にも車も時計も好きですし、道具全般好きです。
趣味って大事。

その延長線上かはわかりませんが、GA4に変わった時も、新作きた。アップデートきた。って感じの気持ちで、まあ大変だけど、新しいゲームが発売した。みたいなものです。
またしばらく楽しめますので、これはこれで良かったなあと思っています。
ありがとう、UA。
東京の本職の方々のように、隠しコマンド見つけられるように頑張る所存です。


こんな感じでつらつらと書いてみたのですが、他の項目もあればぜひご意見いただけますと嬉しいです。
(たっくん主催の今年のアドベントカレンダーのネタにすればよかった...)

記事の参考文献?はこちらです。




黒い四角い箱からジャズなんぞを聴かせ、竹久夢二の女にでも目をやりながらエンタの1本も吸わせりゃあ、それだけでじゅうぶんなサテンだと言えよう。そんな洒落たサテンですら、博打や保身の話があふれる今日日、ともすれば、人のお命だって銭金の前じゃあ秤にかけるほどの重みにならんのではありませんか。一体全体、こんなご時世に仁義や人情なんてあるんかいと世に問いかけたくで候。

どうも、文豪っぽい入りのぼくてす。
天パはね、伸ばし続けると文豪っぽくなるのです。
ぼくにもほしいです、明るい、明日。

今日はGoogle アナリティクスの話を書いてみようと思いますが、GAに詳しくない方向けです。UAであり、GA4ではありません。有識者の方々に出会いたい場合は、こちらの記事を御覧ください。


なお、わたくしはドラクエ6で言うところの最初の村、ライフコッド村の村民にすらなれなかったNPCです。
上記の有識者の方々は隠しダンジョンにお住まいです。郵便、届くのかな?

よくある相談

「わたくし、制作会社勤務です。とりあえずGoogle アナリティクスの見やすそうなレポートをクライアントに送っているんですが、それ以上でもそれ以下でもありません。
この先、どうすればよいのでしょうか?Google アナリティクスはもっと活用できるのでしょうか?」

結論、制作会社で保守費用をそんなにもらっていないなら、別にGAごりごり見る必要ないのでは?と思います。たくさんGAみて、見つけた改善内容を提案してOKもらったとしても、サイト改修費で得られる利益はサイト制作利益+月額保守費用に比べたらおそらく安いもんですし、何より金額だけ見たらコスパが悪いと思います。

ある程度しっかりとお金を頂戴しているのであれば、GAみて改善して結果を取っていくのが良いと思います。このあたりは、制作会社さんというか、その企業の正義があるのです。人には人の正義がありますし、どこにだって、誰にだって正義はあるのです。意見や正義の押しつけだけで物事進むんなら、アムロもシャアも喧嘩しないのです。
なお、機動戦艦ナデシコ第24話のタイトルは「どこにでもある『正義』」です。

とはいえ、こんな無粋な回答で終わってしまっては芸がないので、ぼくが比較的使うし、あまり手間がかからないレポートを少しご紹介できればと思います。
有識者の方々、お読みいただきありがとうございました。大変光栄です。これ以降は得るものがないので、ページを閉じてくださいませ。

はじめに

どのレポートを見ればよいのか、どんな機能を使えばよいのかは、いろんなブログや経験でカバーすれば大丈夫です。
しかし大事なのは、そのレポートに表示されているデータを正しく認識できているか、安易にカスタムレポートやデータポータルで好きなように作りすぎていないか。
このあたりは、衣袋さんのセミナー(終わってしまったけど...)を始め、有識者の方々から学ばせていただくことが重要だと思います。

以降、一つ一つの細かな設定方法とかレポートの見方は紹介しません。参考記事や本を掲載しましたので、ご参考ください。独学でじゅうぶん対応できるものばかりです。

LP×2ページ目

セカンダリディメンションをお使いください。
個人的にすごく好きなレポートです。やっぱりなんだかんだ言って、LP大事ですよね。自分たちが集客したいコンテンツに対してちゃんと意図した通りに進んでくれているかとかは見ておきたいところです。
案件入るときは、LP TOP⇒2ページ目は必ず見ます。

LP×参照元 or チャネル

セカンダリディメンションをお使いください。
これも好きです。LPというか、ページごとに主要集客チャネルを見ておく感じです。

カスタムセグメント

特定ページを見たCVユーザーを見るとか、ヘビーユーザーを見るとか、言語圏を見るとか。
カスタムセグメントを使わなくても、標準で用意されているセグメントを使用するのでも非常に良いです。いきなり自分の好きな通りにセグメントを作ろうとしても難しいので、できるところから使っていくのが良いです。
標準で用意されているセグメントの定義は、カーソル当てると出てきます。
(絶賛胃腸風邪で胃が痛いので、キャプチャなしでお願いします)

学びたい方はこちら。
100選(遠い目)


チャネル別

標準レポートです。
参照元 / メディアを見がちなんですが、ここはやっぱりチャネルレポートから。習慣化です。打ったら戻る、真ん中へ。ってCMありましたよね。これくらい習慣化。


ということで、大局から順に深堀りなのです。


いちしまさん、(押し付けたにも関わらず)尊い記事をありがとうございます。


グーグルビジネスプロフィールからの流入

ぼくのクライアントさんだけなのかわかりませんが、店舗型のローカルビジネスが多いです。GBPからの流入って、ローカルビジネスの場合はいわゆる質の高いユーザー(指名含む)になることが多い印象です。CVRが爆上がりしていることもありますので、通常のorganicと同列で見るとなんだかなあと思うことも多々あります。
設定方法はこちらです。どどーんと2記事。



ブログ別

GTMでコンテンツグループ作って見てます。カスタムディメンションでも良いと思います。
年度ごとで見たり、執筆者で見たり。
前どっかで書いたかもしれませんが、年度ブログは何気に好きです。(ほら、クライアントさんによってはおサボりになられる年度あるじゃないですか...)

施策打ったページ起点に定点観測

地方中小は少額予算だからこそ、一つの施策に対する様子を見たいのです。
キャンペーンページ前後の動きや新サービス追加後の動き。あとはアップデートなどで順位変動したページの動きを見るのも良きかと思います。
キャンペーンとかモニターページの定点観測が多い印象です。

GAタグ二重計測

ちょっとレポートの使い方からはずれますが、大事なとこ。
スクリーミングフロッグ入れているので、こちらの記事通りにタグ確認します。小規模であれば目視でも良きかもですが、色々とつらいのはたしか。


ユーザーエクスプローラ

1CVが貴重なサイトはできる限りCVユーザーの行動を全て追えるようにします。
カスタムディメンションでクライアントIDを実装しておくと幸せな未来があるかもしれませんし、ないかもしれません。


イベント計測

これも実装系ですが、実装しているところは見てもよいかと思います。
TEL計測とか外部予約サイトでGA/GTM実装できないものとかはイベントクリック数で計測したり。
地方中小企業の場合は、イベント計測するのがGA活用への一歩目になりそうな気もします。

時間や曜日の計測

特に曜日への風当たり強いですよね?Urchinの頃になにかされたのかな?すねてるのかな?

このあたりはカスタムレポート or データポータルで見ています。ディメンションには標準で格納されておりますのよ。カスタムディメンションでタイムスタンプとってもいいけど、地方中小で使うかどうかは別問題。

サイト内検索のCVキーワード

永井たっくんの本で学びました。
2年位前の本だったと思いますが、知ってからはずっと使っている設定です。たっくんが神に見えたのは気のせいでした、人でした。

自社でサービス対応外のキーワードでの検索が入っててなんだろうと思っていたものをCVと紐付けると、あぁ、やっぱりCVしてないから流入段階でのミスだなあとか。(ある程度は既存レポートでもわかりますが、より詳細見るならこっち)
カスタムディメンションや諸々の設定が必要ですが、本に書いてあるので、お金で買えるカスタムディメンション。


中小企業でも小規模サイトでも、GAを扱う人はヒットのことを考えておくべき

なかなか理解しにくい概念だと思いますので、ヒットとセッションを身近な事例で例えたいです。
有識者の方々、間違っていたらご指摘ください。しかし、胃腸風邪のため優しくお願いいたします。
なお、普段隠しダンジョンにお住まいで、現在ライフコッド村へ単身赴任中の郡山さんの記事にも詳しく書いてあります。くれぐれも下記記事を正としてくださいませ。


とある飲みDayのぼくのログをGAのセッション、ヒットに無理やり重ね合わせるなら、こうだと思いました。

18:00 飲み屋in(セッションスタート・ページビューヒット)

20:00 2軒目飲み屋in(ページビューヒット)

21:00 3軒目予約TEL(イベントヒット)

21:30 3軒目飲み屋in(ページビューヒット)

23:30 4軒目向かう途中にキャッチに捕まる(イベントヒット)

23:45 4軒目スナックin(ページビューヒット)

25:00 5軒目バーin(ページビューヒット)

25:40 5軒目バーで寝る(イベントヒット)

26:00 起きる(イベントヒット)

26:30 同席者を介抱(イベントヒット)

27:00 6軒目ラーメン屋in(ページビューヒット)

28:00 解散(離脱)

イベント実装、大変そうだね。とかそういうのは横においておきましょう。
基本的に、お店に入る(=ページビューヒット)と定義しています。飲みに行くなら、お店入るのがきほんですよね。サイトのアクセス数計測するなら、PV計測するのがきほんですよね。お酒もGAも詳しくないので知りませんが。
お店に入る以外のことは、何が起きるかわかりませんので基本的には、イベントヒット。自分たちが取得したい出来事に対して予め実装が必要です。

GAのユーザーサマリでは1セッション、6PV。と表示されるでしょう。細かく見ていくのであれば、1セッション、6ページビューヒット、5イベントヒット。
しかし、ユーザーサマリレポートにはイベントヒットは表示されません。というより、ヒットそのものが表示されないのでわからないですよね。
もはやヒットさんは隠しダンジョンにお住まいなのでしょうか。

仮にキャッチに捕まるというイベントヒットを実装しているのであれば、1年間で飲みに行くたびに「キャッチに捕まる」をイベントヒットとして飛ばしておけば、どのシーズンにキャッチに捕まるのが多いのかわかりますよね。大事。
なお、イベントラベルとかにエリアを入れておけば、どのエリアで捕まる回数が多いのかとかわかりますよね。便利。

ここまで付き合わされる飲み会はハードだから、コンバージョンは解散にしたい。という意見はまあ、あれしておきましょう。飲みに行ったときの各々のコンバージョンの定義を聞くなんて、そんな野暮なことはしません。人には人の、コンバージョン。

今回は独自ルールを設けているので、0時にセッション切れません。当たり前ですよね?
セッション切ってほしい気持ちもわかりますが、飲みメンタルやばめの人たちのセッションは、この程度では切れません。むしろ夜のヒートマップ見たら、彼らの全身は真っ赤に燃えています。

終わりに

ぐだぐだでしたが、こうやって身近なものからGAを好きになってもらえると嬉しいです。

いつぶりか忘れるくらい久しぶりにGAに関する記事を書きました。
本職とは?と攻めないでください。

これでアドベントカレンダーへの寄稿は終わり、今年はなぜか(自業自得)新規ブログ6記事をアップしました。
ご参加くださったみなさま、本当にありがとうございました。
個人的にお声がけさせていただきました方々も、快く引き受けてくださりありがとうございました。

途中で追加されたカレンダー2と3の気持ちになったならば、たぶん彼らはこう言うでしょう。
「おれら、そういう人たちのエントリー用に作られたカレンダーじゃないよね?」


来年は余生をゆっくりと過ごそうと思いますので、たっくん、来年もよろしくおねがいいたします。
主で動いてくださった石井さんを始め、TwitterのDM等でフォローしてくださった皆様、本当にありがとうございました。たかのさん宅で飲めないことが心残りです。


また来年もアドベントカレンダーでお会いできることを楽しみにしています。


さて、今日も今日とて着物でめかしこんだ小粋なママの手料理でも食べに行きましょうか。


人生とは早いもので、気づけばもう師走でございます。
こうして人は歳を重ねていくのだと思い知るのですが、スキルも一緒に積み重なっていると良いなあと思います。

いやはやこちらも早いもので、今年も「WEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみよう」というその道の方々のアドベントカレンダーの季節がやってきました。


今回の記事は短め&まじめです。アドベントカレンダーの間に流れるCM的な感じでさらっと読んでくださいませ。

タイトル見てわかるように、石井さんの記事からいただきました。
ぼくは運営として何もお手伝いできていないので、せめて今回の記事くらい書ければなあという感じです。


ぼくらのたっくんが直前にこのような供述していたので???になりましたが、そこはさすがのたっくん。良記事からのスタートでもう感謝の気持ちしかございません。みんな大好きたっくん。



それでは本題に参ります。

その1 普段怖い人でも親近感を覚える

昨年のアドベントカレンダーをご存じの方であればお察しいただけるかもしれません。


昨年は「本職の方々」がたくさん参加されており、ぼくもお会いしたことない方々もいました。怖い方々です。
それでもそんな「本職の方々」であっても、同じカレンダーに参加しているということで勝手ながら少しは親近感を覚えます。
なので、意外とトライしてみると良いかも的な感じです。

余談ですが、今年最後の枠は小川さんが獲得されたのですが、個人的にはまさかの小川さん参戦でした。
その参戦のインパクトたるや、スマブラの最後のファイターに登場したソラと同じインパクトでした。
まさか、まさかあのソラ(小川さん)が参戦!?!?みたいな感じです。

その2 アウトプットは大事

学び始めの方で、こんなこと書いて良いんだろうか?と思うようなことでも、とりあえず書いてみる。
書いた結果、他の人からフィードバックもらったりして更に深まることもあります。
以前a2iの執筆担当しました。みたいな記事を書きましたが、まさにそのような感じであり、大変ではありますが学びに直結しますので、無理矢理にでも記事を書いてみる時間を作るのは良きかとです。
アドベントカレンダーでしたら色んな人が見てくださるのでおすすめです。

冒頭の石井さんの記事でも言われていましたが、始めた頃の話は勇気が出るのです。
といってもぼくもまだ新米ですが、まだまだ若いものには負けてられんなあという気持ちと、GAに触れ始めてはちゃめちゃな可能性を感じていたあの頃(今も残ってはいます)を思い出すと言いますか、初心に帰れる感じです。

その3 思ひ出

なんかまあロジックとかじゃなくて、思ひ出なんです笑
書くまでは楽とは言えませんが、終わったあとの達成感や1年後に振り返ると、そういえばやったなあ。みたいな個人的なあれです。まあ、情緒的なあれです。
でも人生なんて、そんなものらしいです。
今年最後のお楽しみみたいな感じで気軽にトライするのがよきよきの良きなのです。

あとはごく私的な理由ですが、踊る阿呆に見る阿呆踊らにゃ損々という言葉がありますが、どうせだったらやっといたほうがよいのでは?という感じでトライしています。
特に仕事に関わることなので、見ているだけよりもやってみる。難しくてもやってみる。
それで見えてくる世界もあるかもしれませんし、ないかもしれません。

ちょっとチャレンジしてみようか。でも怖いからやっぱりやめておこう...
みたいなまごまごしている方は、ぜひです。
この世界、意外と温かいのです。

まだ追加のカレンダー枠は残っておりますので、参加者みなさんと(疲れながらも)お待ちしております。

それでは、本編?でお会いしましょう。
(〇〇でお会いしましょう。は1度言ってみたかった言葉)


カレンダー2が(わたくしのせいで)できてしまったので、なにとぞエントリーを...


秋に色づいた葉が地面から慌ただしく舞うのを横目に、年の暮れの鑑賞に浸っております。
世が世なら大仏の1つや2つ建立されてもおかしくない一年に想いを馳せながら、みなさまいかがお過ごしでしょうか?


ぼくの一年は、お腹のミートが昨年より多くmeetしてしまったのではないかと動揺を隠せないです。

どうも、BOY MEETS  MEATS ふたむらです。

とある分野は、地方のアクセス解析です

今回のタイトルからは何を伝えたいのかわからないと思いますが、無理くりこうやったのは、ぼくがそのうちレールガンを打てるようになりたいからです。

誰のためでもなく、自分が楽しむためにタイトルを決めています。
ええ、わかりにくくても良いのです。(きっぱり)

先日、このようなご相談をいただきました

ディレクター職の若人からのお言葉です。

ふたむらさん、元営業で独学でアクセス解析学んでいまの仕事をされているなんて、私には難しいです。アドバイスいただいたことをやろうにも、今の仕事で手一杯ですし、ちょっと着手してみても、1つこなすのにめちゃくちゃ時間がかかって、なかなか進みません。ふたむらさんはどうやってアクセス解析を学んでいったのですか?

と、割と切実な感じのお話でした。

答えを言いますと、「土日と深夜」になるのですが、そうは言っても意味がないことはわかっておりますので、もう少し具体的にお伝えできればと思います。

今回の記事よりざっくりした内容は、こちらにまとめております。


神々しい記事はこちらでございます。ほんと、正座で読んでいただければと存じます年の瀬。


昨年ここまで書かれているので記事を書こうかどうか迷ったのですが、もうちょっと補足で書けるのであれば...的な感じです。セミナーや情報源は上記2記事をご参考にです。解析士協会のテキストでWebマーケを網羅的に学ぶもよし。解析関係に特化した方々(衣袋さんや小川さん)の情報で学ぶもよし。

最後まで書いて思ったのは、ちょっとテーマとズレたかもしれませんが、年末なのでお許しを...

地方マーケッター(?)のアクセス解析の理解の仕方

アクセス解析を分類する

いきなりなんのことか?かもしれませんが、アクセス解析には「データの収集、設計、設定」など、いわゆるGAのレポート画面に表示されるものから、「集まったデータの分析」をして効果的な発見を得るために、GAで表示されているレポートに対して、セグメントをかけたりカスタムレポートを作ったりしてほしい情報を取り出す分析など、スキルと言いますか、分野が若干わかれる部分があります。

地方ではここの業務を一気通貫でやることが多いと思いますが、そもそもGAを見るのにそんな意識していない方もいらっしゃると考えています。
ぼくはアクセス解析をわけるという認識を持ち始めたのは、GAをやり始めて1年くらい経った後なんですが、けっこう大事な考えだと思っています。

データ収集面において、どうやってGAに表示されているのかのロジックを理解することができれば、理解がだいぶ早くなってきます。
だからこそ、GAのヘルプページで細かな仕様を読んでみたり、自分でGAの挙動を検証するようになります。(検証はまだまだ未熟なので時間取って向き合いたいです)

また地方の話に戻りますが、地方の場合はデータ量が少ないし、解析に時間を使うよりも同じ時間で有効な施策が他に多数存在する確率が高いため、解析で超細かい設定をする必要があるかどうかは案件によりけりです。問い合わせフォームのCVも比較的容易に設定できますし。

なので、一通りの基本的な設定を覚えておけば、ある程度汎用性のあるものになります。
(東京でよく聞くBigQueryやTableauを地方ではほとんど聞かないのは、このあたりにも理由があると思っています)

これらを踏まえて、その「設定」したものを「分析」することで、見たいデータを取り出すことができます。

分析フェーズにおいて大事なのは、案件ごとの特徴を理解しておくことです。
クライアントさんのビジネスは生き物なので、十人十色で考える必要があります。

とはいえ、1から分析していくのではなく、改修が必要であろう部分(CVに近しい箇所)は共通していることが多いので、そこは重点的にチェック。それ以外は、クライアントさんが取り組んでいる施策等に応じて、定点観測する箇所を決めていくことが大事です。

クライアントさんによって、集客チャネルが異なるのはもちろん、エンドユーザーさんとの関係性やサービスの満足度も違うので、現場の意思を取り入れた定点観測をしたいです。
こういったデータに対して分析していくのも、地方のアクセス解析担当者の大事な仕事だと思います。
「どんなデータがあると、みんなが嬉しいか?」の視点かなあと感じております。

設定と分析の違いについて、山浦さんの本では「計測・収集・分析」と記載がありますが、ここでは2つにしてざっくり?の分類で、「設定・分析」にしました。定義が違ってたらすみません。

よしなりさんの記事で紹介されているこちらの設定ですが、GAに人が出ている感じがしてすごく好きです。
GAの設定自体は経験積んで覚えればできるようになると思いますが、認知〜購入までのユーザーの心理/行動の分類に対してページ分けするのはGAのスキルではまた少し違う要素?と感じました。そこはユーザーさんのことを考えた分類分けなので、こういったスキルを磨いていくのも面白いと思います。


ユーザーさんを見るという点で言いますとユーザーエクスプローラーなのですが、データポータルで自作って...
最強すぎます。はいドーン。では出てこないレポートです。


まずはClient IDです。となりますので、こちらをお読みくださいませ。


GAに苦手意識がある人は、このあたりのデータが見れるようになると興味を持っていただけるようになるのかもしれません。

地方では「解析専門」で部署が置かれることなんてほぼないはずなので、設定と分析の違いを踏まえた上で、ある程度自分で一気通貫でやるべきかと考えています。

設定・分析に関連してもう少し

東京でもそうかもしれませんが、地方で大事なのは、小さくても良いので施策実行をすることです。
そのため、「設定・分析・実行」までできると良いです。

施策実行するスキルはこれまた、実際に施策を打つ実務的なスキルと施策を打たせてもらえるためのネゴシエーション的な要素の2つに分類できるのですが、まずは自分で打つ方を考えてみると良いです。自分で施策を打つことができれば、小さくても何かしらの変化は生まれますし、ここをやってみることでWebで集客することの楽しさも実感できます。

ぼくはSNSのキラキラファンタスティックな世界は苦手なのですが、文章書いたりするのはわりかし好きなので、とあるクライアントさんの「代表ブログ」の記事は全てぼくです。

ネゴシエーションに関してはクライアントさんとの関係性や組織体制が大きく影響するので、一旦は自分でできることをやってみると、自分の成功体験が増えていくと思います。

なので、地方の解析担当をする場合は、GAの設定、設計、分析、施策実行、結果確認まで一気通貫でできることが理想だと、2020年の年の瀬は考えています。もしかしたら来年には変わっているかもしれません。来年のぼくに聞いてみましょう。

ちなみにぼくが自信を持って一気通貫したと言い切れる出来事は、泥酔して千鳥足の向こう側の世界に行った時に、歩道の端から端まで縦横無尽に駆け巡ったあの頃です。まさに貫き通した感じです。意味は違いますが。

あとは細々としたことを

アクセス解析以外の関連分野の本も読んで見る

ここまでを踏まえてお話をしますと、結局アクセス解析だけが業務の範囲になることはありません。
なので、関連する分野のWebとWeb以外とを勉強しておくと良いです。

ぼくは宣伝会議のライター講座や河西さん(博報堂)のよくわからない講座も通いました。
人の行動はWebだけで完結しないので、色んなジャンルを知っておくという感じです。
(河西さんから「お前は絵書いて発信しろ」と言われたのがきっかけで立ち上げたブログでもあります...)

河西さんの本はこちらです。

本やセミナーで、物事の天井を外して考えろと言われているのですが、天井を外してと言われると、どうしてもガンダムF91 のリミッター解除を思い浮かべてしまいますよね。


施策の内容はクリエイティブな面も含まれるはずですので、考えのベースは数字にしたとしても、表現するものは遊びがあっても良いと思っています。
面白い施策を打てる人は、ほんとにうらやましいです。

セミナーはわからなくても出る

a2iとかウェブ解析士とか、最初は全く理解できませんでした。大人数のセミナーに出ながら孤独感を感じるという全く意味のわからないあれです。
それでもやってみるもんでして、わからないならわからないなりに、理解が進んでいきました。

騙されたと思って、1年くらいはとにかく参加してみることが大事かと。
今はオンラインで聞けるセミナーが多いので、良い世の中になりました。しみじみしじみ。この流れでしじみが来ると、なんだか可愛らしいですね。

師匠と呼べる人を心に持つ

師匠なのか神なのか定義は何でも良いですが「この人が言っていることはやってみよう」と素直にやってみることが大事だと思います。

別に、師弟関係を作ってください。とかじゃなくて、ロールモデルを見つけてひたすらパクるということです。

解析はじめたばかりのころは、もう、森野さんの記事めっちゃ読みましたし、お会いするまではこの世に存在する人だとは思っていませんでした。空想上の人でした。
もちろんですが、解析の勉強初めの頃なんて、記事読んでも理解できません。でも、読めばよいのです。
わからないことがわかることが大事なのです。

ジャンルは違いますが、とある美容クリニックの女医さんが勤務先の院長にぞっこんで、もう、ただのファンか信者かわからないくらいの気持ちで勤務しているのを間近で見ると、やっぱりその心意気というか、Yes or はい の清々しい回答が好きです。
この記事も読まれてそうな気がしますが...笑

へっぽこサイトで実験する

アクセスがほぼ自分しかないサイトを持っておくとGAの検証とか楽です。ほんとに楽です。
このあたりは、衣袋さんの講座で学びました。

GAのセミナーって、残念ながら参加して終わることってことはほとんどなくて、参加した後に自分で設定してみて、だいたいは上手くいかず、どうやったら上手くいくんだろう?って検証して血肉にしていきます。セミナー内容は汎用性があるようにみえて、実は自分の環境・スキルでは上手くいかないことが往々にしてあるので、やってみることが大事です。
その時に使えるのが、アクセスが極端に少ないサイトです。

自分で設定した内容を確認できるのが自分のみの環境であれば、余分なデータに惑わされないですし、何か重大なミスをしても実験用サイトなので安心です。
ぜひ、一家に1サイト、実験サイトを。

情報発信をする

ここはぼくがめっちゃ弱いと言いますか、サボるところなので偉そうに言えません。特にTwitterとか色々です。ごめんなさい。

自分で記事を書かないのにクライアントさんに記事書いてくださいと伝えても、記事を書く大変さがどれくらいかわからないと相手の作業量に配慮した提案はできないです。書くだけならnoteでも良いと思いますが、各種ツールを試すなら自分のウェブサイトでしょうか。

記事は難産と言いますか遅筆と言いますか、まさに開高健みたいな「人間らしくやりたいナ」なんです。
書くのも人間、読むのも人間。
こたつ記事じゃあ誰にも届きません。

1サイトを徹底的にやっておく

クライアントさんのサイトでもOKです。そこは信頼関係です。
常に自分のベストが投影されているサイトを持っておくと良いです。
何か迷ったときはそのサイトをみたり、新しいことを学んだらそのサイトで試してみたり。
悪く言えば実験することになりますが、このあたりの経験値が1年、2年後にだいぶ変わってきます。
大変、大変、おすすめです。

まとめ

色々とお伝えしたいことはありますが、Webの仕事もマーケの仕事も楽しいと思うんです。
良い施策が思い浮かんだら実行。実行して結果が出たら、今のスキルレベルなんて関係ないくらい嬉しいです。もちろんスキルを上げていくことは最重要ですが、でもやっぱり、こまめに成功体験積んで、楽しさを実感できれば本当に価値ある仕事だと思っています。

だから、嫌いにならずに、一つ一つの仕事に新しさを見出して楽しむことが一番です。
(あとですね、解析界隈の方々、ほんとにみなさん良い人ばかりです)

楽しんでお仕事しましょう。

そうこう書いている間にいくばくかの時間が流れてあと1回、月が顔を出せば、除夜の鐘が鳴り響く特別な夜。
暴力と不平等な疫病に振り回され、まごうことなき歴史の断片に触れた1年を忘れさせる鐘の音。

人々の不安や期待を込め、鳴り響く鐘の音に乗せて言います。
みなさま、今年もありがとうございました。


コロナ始まってから疫病の章だけ読みました。ペストと雇用の関係が面白かったですが、何世紀単位での推移が提示されてふむふむとなっても、ぼくは何世紀も生きません。


先日、名古屋のアンダーグラウンドである池田公園(栄4丁目)で占いバーを開業されている先生に占ってもらいましたら、
「Webのデータ分析、天職だよ!!!億万長者になれるよ!!!絶対に成功する!!!」と力強くお言葉を賜りました。
ものすごく嬉しい限りで、楽しいひとときを過ごすことができました。

先生の目の前の三千盛(日本酒)4合瓶は、豪快に空いており、占い終わったあとのぼくの職業は「Web デザイン」でした。
またお店に伺おうと思います。

さて、コロナ前に池田公園でご一緒させていただきましたながいさんが、「WEBやデータ分析に関する投稿をみんなでしてみよう Advent Calendar 2020」なるものを始められたとDMで知りましたので、18日目の記事を担当させていただきます。
ぼくの前後の記事は、こおりやまさんです。こちらが前日記事になるのですが、もう、こんな立派なことは書けないので、今年はおこたでぬくぬくします。


(参加者見て、本職の人たちやんけ…とつぶやいたぼくは、この業界のもぐりです)

初めに

何を書こうか迷っていましたが、森野さんのタイトルを見て爆笑しましたので、参考にさせていただきました。


たぶん来年になっても言っていることはタイトル通りだとは思いますが、違うとすれば、来年は31歳になっています。(駄文)

ということで、今日は、横文字の世界が似合わないぼくだからこそお届けできる、人間的な、あまりに人間的な、サンタもキリストも真っ青になるお話です。

Web業界だけで食っていけるのかわかりません

結論は、見出しのとおりです。
正確には「食べていけるのかもしれませんが、Web以外の仕事を求められることが増えたので、Webのことをもう一度考えたい」という印象です。

ぼくはインタネッツの海と天パの海を漂流する、迷える子羊なのですが、いくらインタネッツの海を漂流しても、この大海のゴールが見えません。

しかし、いち営業マンが20代後半で独立し、フリーでなんとか3年目に突入できたことから、たゆたえども沈まずと、偉そうに言ってもよいのでは?ともちょっぴり思っています。

では、沈まなければよいのか。
そうではありません。

最近の仕事

Web以外のことも(できるできないかは別にして)たくさんやっています。

クライアントさんに関わってくださる業者さんの選定、入社・協業したい人の面接、従業員のフォロー、顧客管理の検討、人員配置のご相談、経営会議の参加などなどです。別にその分野プロとして仕事しているわけではない(?)のですが、なぜかご相談いただきますし、そこの知見がないことを知りつつもとりあえず何か手伝ってよ。という感じのご相談いただき、大変ありがたきです。

30歳にもなり、世間一般の中間管理職なるものを少しわかり始めたような気もしますし、先日初めて「お祈りメール」なるものを送りましたので、何屋かと聞かれたら、ますます何屋かわかりません。

現場のお悩みは、まるでラジオ局のお便りのように日々、手元に届きます。
そんなドロッ泥の血塗られたお便りをいただく中、「いやあ、この前良さげなカスタムディメンション聞いたんで、良き良きの良きで設定しときますね~」と、言えませんでした。
Webの難しいことより、目の前で血ィ吹いてるこの現場、何とかしてよ。っていうのが本音なのかなあと思いました。

そりゃあ現場は大変ですもんね...
人が辞めるか辞めないかとか、日々のせめぎあいですもんね...
求人やってる社長さんが言っていたのは、一人採用するのに広告費60万かかるんだそうで。60万円あったら、超合金いっぱい買えますもんね。宇宙戦艦ヤマトとダイターン3とグレンラガンとガンバスターとバイカンフーの超合金が欲しいです。日輪の力を借りつつも気合と根性でパイルフォーメーションして、ぼくの人生に波動砲を打ちたいところです。

ともかく、世界を牛耳っている企業がゴーグルであろうが、日本の広告界を席巻しているのがホットペーパーであろうが、そんなのなんだって良いのです。
そんなことより、目先の、今日のことなのです。

Webだけでは難しいのでは?と思ったきっかけ

コロナとGoogle マイビジネスでしょうか。

コロナってなんなのか未だにわかりませんが、明らかに集客数が減っているのに対して広告や検索上位を獲得しても、人々の心理が来店や購入から離れたままだったら売上にはつながらないこともあります。実際に店舗型ビジネスの場合は厳しかったです。(ぼくのスキル不足なのかもしれませんが...)

外的要因が大きいケースで顧客の心理状況を変えるのは広告だけでは難しいと思っています。そのため一生懸命クライアントさんと策を練りながら、こういう施策なら問い合わせしてもらえるんじゃないか?とかって考えていました。

そうやって考えていった結果、手法の一つにオンライン化やテイクアウトがあると思っています。
テイクアウトならテイクアウトで、それを認知してもらうためにWebも有効かもしれませんが、もしかしたらチラシのが有効かもしれません。人通りが戻ってきたけど警戒している状況なら、看板でも良いかもしれません。色々と施策を考えていたら、Webが担える範囲は思ったより小さいこともあると感じました。

さらに、Google マイビジネス。というより、Google マイビジネスに紐づく口コミです。
クライアントさんによってまちまちですが、口コミが荒れる場合は荒れる荒れる。抜けた毛が6回転していたぼくの天パくらい、荒れる荒れる。てへっ。

明らかに悪意ある口コミをかき消そうと頑張って良い口コミを集めますが、そもそもそれ自体に現場が疲弊するので、悪意ある口コミの元を断つ必要があります。
でもその悪意ある口コミを実は元従業員が書いていたり(ポリシー違反)など、手が付けられない状態なんですよね。

じゃあどうすればよいのか?って話でいくと、まだ仮説段階ですが、今働いている従業員満足度の向上が現場の士気を上げてお客様満足度を上げ、結果、働きがいのある職場になる。
すると、変な口コミを投稿する人も減るので、巡り巡って集客に繋がるという不思議な循環になるのでは?
と考えました。
全部の悪質な口コミを回避することはできないと思いますが、それでも多少は減るだろうという見込みです。
(いま頑張って改善している案件がありますので、結果が出ると良いなあと心底思っています)

こちらは実際に経験しているケースですが、現場の士気が上がって売上がついてきたクライアントさんもいました。ですので、現場の士気も考えたりしつつ、Webで何がフォローできるのかなどを考えていきたいところです。

もちろん、その会社の本当の特徴や訴求すべきことが掲載されていない状況なら、ちゃんと練りに練って書くべきだと思います。主要導線とCV/MCVのページ改修等はすべきです。ローカルビジネスなら、店舗情報とかは必須ですよね。あとは、キャンペーン関係の告知。

ただ、それで完結するのではなく、よりインパクトの大きい部分に取り組むことが大事なのかなあという意見です。

まったくもって、Webを軽視しているわけではありません

むしろ、大事だと思っています。
Webが全てではないですが、Webでできることだっていっぱいあります。
だからこそ、Webでできること/できないことを素直にクライアントさんに伝えるべきだと思いますし、ここの線引は、我々側の経験値や日々の勉強が大事なのかと感じている次第です。

他の事例で上手くいったから今回もうまくいくだなんて、そんな簡単に行くわけではないですが、それでも経験則から来る絶対に塞がなきゃいけない穴みたいなものはあるはずです。

クライアントさんによくお話するのですが、Webって魔法ではないのです。
高額サイトにリニューアルすれば集客できるかもしれませんが、それが果たして、企業を根本から強くしていけるかどうかは別問題です。
最大瞬間風速も嬉しいけれど、自力をつけていける人になりたいなあと...

現状の何を解決するためにWebが必要なのかを考えると良いと思っています。

食べていくには少なくとも自分の軸足は置くべきです。
最初に仕事に対して信頼してもらうことが大事だと思っているので、これが得意だと言える分野は必要だと考えています。

ぼくはGoogle アナリティクスのレポートを見た時に、なんだかすごそう(語彙力)だと感じて勉強しました。
その結果、やっぱり面白かったし今も面白いと言えるわけでして、このあたりはまだまだWeb業界に疲れているとは言えないでしょう。ええ、言えないでしょう。

幸いWeb業界って、デザイン、コーディング、リスティング、SNS、解析など無数にあります。
選択肢が比較的多いはずなので、軸を作りたい分野を一つ見つけるのは容易かなあと。
それよりも、興味を持った分野に時間もお金も惜しまずに全力投資することが大事だと思います。

今後どうしたいの?

アクセス解析が好きなので、続けます。
小川さんのセミナーに通いながら、ぼっこぼこになって凹みながらも精進します。
東京の猛者と一緒に学びつつも自分のポジションと言うか、東京と名古屋の中間地点を模索しています。

でも、くどいほどお話している通り、解析だけじゃ売上に繋がりにくいことはわかっていますので、それ以外もやります。
これといって決めているわけではないですが、求められたらやります。
仕事は自分で決めるわけではなく、クライアントさんから求められたことを毎回毎回クオリティを上げて対応することで、自然と仕事になっていくと思っています。

仕事の範囲が広がったからといって「経営コンサルタント」とか仰々しい肩書などがほしいわけではなく、ただただ、クライアントさんの成果につなげたいだけです。
成果に繋がるのであれば、アクセス解析でも経営コンサルタントでもマーケッターでも何でも良いです。
そこに一切こだわりません。

かの有名な馬謖にはならず、泥臭く、現場第一主義で頑張りたいです。
ここ最近、今までより現場に近づいたからこそ、Webだけじゃうんともすんとも言わないことを知り始めた感じです。
森野さんが言われていらっしゃること、大事にしたいです。

ユーザーとコミュニケーションをとりながら何かをしている人なんてごく少数かと。接客なり商売なりの現場に行くだけでわかることはたくさんあるんですけどね。

まとめ

今まではWebのご依頼が多かったのですが、クライアントさんの中に入れば入るほど、Web以外の大事な面が見えてきて、Web以外の部分が少しずつ知れてきたからこそ、もう一度Webと向き合うことが大事だなあと思いました。

だからこそ、今回のタイトルである、Webだけで食べていけるかどうかがわからないというテーマでした。
Webは手段の一つであって、集客の方法は無数にあるし、もっと大きな点で見れば、Web以外にも課題解決の方法はたくさんあるんだなあとしみじみと感じた次第です。


そんな気持ちを胸に冬晴れを見上げたら、来週はクリスマス。
踊れる人は踊って、みんな大好きベリーメリークリスマス。


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