Google アナリティクス

アクセス解析とディレクションを担当しました

お世話になっております。
ドリブンが世で叫ばれているきょうび、皆様、何ドリブンでお過ごしでしょうか?

ぼくは痩せても枯れても、努力根性ドリブンです。

簡単な自己紹介

アクセス解析やウェブサイトの運用をメイン業務としています。フリーランス3期目です。
今回は、アップルップル様の代表である山本さんからお声がけいただき、アクセス解析とサイトディレクションのお仕事を担当させていただきました。

独立前までは、気合の入ったホームページ販売の営業をしていまして、泣く子も黙る営業出身です。
アクセス解析については、独立後に学びました。ウェブ解析士協会やa2iなどで勉強中ですが、会社や特定の人から教えてもらうことはありませんでした。(目標とする人はおります)
解析・運用周りについては、綺麗に育っているわけではなく、色んな意味でストリートファイトです。雑草です。

趣味的な話で言うと、ぼくはお酒が好きです。
自分の飲酒を肯定しようと思っていても肯定しきれなかったのに、この本を読んでからは偉人たちの奇行・愚行に勇気をもらいました。
酒飲みは絶対にご一読ください。抱腹絶倒で生きる希望をもらえます。

解析担当者がディレクションする意味

本題です。
意味がわかっているようで、改めて考え直してみると?だったり、そもそも解析に予算が割かれなかったりしますよね。
私見ですが、現在の運用上の改善点やもっと反響取れるポイントを探し出し、今後ウェブ担当者が運用するにあたり、改善ポイントを見つけやすくすることでしょうか。次のウェブ担当者が早く・安く改善できる機会を提供できると良いですよね。

他にも色々とありますが、それを書き始めると1記事必要なので、別の機会に譲ります。

記事の内容


こちらで発表させていただいた内容をまとめておきます。
主には、デザイナーさん・コーダーさんとちょっと解析を担当されたことがある方向けでしょうか...?

作業内容がめっちゃくちゃ多かったために、記事の内容も広く浅く書いております。
これやるべきじゃないの?とか色々とご意見あると思いますが、暖かく見守ってくださると嬉しいです。

クライアントさんが優秀

クライアントさんのWebリテラシー・経営戦略がとてもすばらしく、インハウス体制も整っています。
そのため、こちらがでしゃばるわけではなく、検討の機会を提示することが大事だと考えて立ち回りました。

数値を見て明らかに「こうしたほうが良い」という箇所については、こちらで導線作成とか対応。
他の箇所については、
・こんなコンテンツあったらいいんじゃない?
・ユーザーさんにはこんな傾向がありますよ。
など、情報提供に徹します。

一例ですが、就職が一つの強みなので、卒業して就職した後に出世した人へのインタビューなどがあると、社会に出て活躍できるイメージが持てるのでは?
などです。

最初のチェック

色々とありますが、抜粋して書きます。

Search Console

これは言うまでもないと思います。
馴染み深いところで言いますと、検索パフォーマンスとにらめっこです。詳細については色んなパートででてきますので、割愛します。

GA

どんなとこから流入があるかなど、大きな単位でレポートを見ます。各チャネルごとにページ閲覧する時のモチベーションは違います。
情報提供ページであれば、媒体問わずにどうしても直帰率が高くなる傾向があります。しかし、ユーザーにとって良いページであれば直帰率うんぬんよりも、価値が提供できているという認識をしています。

また、オーガニック流入があるけど、サイト内からは中々リンクを見つけることができないページは、必要に応じてリンクを張ってあげましょう。
GAを見る時は、数字も大事ですが、実際のページを見てみて、どうしたらユーザーが使いやすいのかを考えましょう。
Q&A一つとっても、一つのQ&Aに答えるだけでなく、関連するQ&Aを紹介できているか。現場でよく聞かれるようなQ&Aを網羅できているか。
など、やるべきことはたくさんあります。だから時間が溶けるのです。

書いていたら長くなりましたが、ここも後述します。

検索結果

SCやGAの管理画面上だけでは完結しません。
個人的にはこの行為、必須だと思っています。ひと手間かかってもやるべきです。

Search Consoleを見て検索順位がなんとなく把握できるかもしれません。しかし、昨今の検索結果画面は日々進化しています。

例えば、「経営学部」という検索クエリ。
ぱっと見た感じ上位にいますが、自社コンテンツにたどり着くまでにどれほどの情報が混在しているのか一目瞭然ですよね。(実機確認はスマホがおすすめです)


検索トップには、
「経済学部と経営学部の違い」
「経営学部について」
から始まり、
動画枠では、近年急成長中のプロ家庭教師 メガスタディによる「経済学部と経営学部の違い」や大学発信による「学生インタビュー」が並びます。

この流れを組んで、我々のサイトが表示されます。
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、学部の違いのコンテンツはあるとよさそうです。学生が検索している意図として、「そもそも経営学部って何?」という意図が含まれているのではないでしょうか。

そのため、今回のリニューアルで各学部の違いを見やすく表示しています。
しかし、今後は「学部の違いはわかったけど、その学校で学べる経営学について知りたい」とか検索ニーズが変わってくるかもしれません。
このあたりは、Search ConsoleやGoogle アナリティクスだけではなく、検索結果画面と真摯に向き合っていく必要があると思います。

※余談ですが、今回のリニューアルで、各学部・学科との遷移を見た上で、ニーズのありそうな学科同士を学部問わずに横断できるようにしています。
例えば、経営学部の経営学科を見ている人は、商学部マーケティング学科にも興味があるとわかったので、経営学科に他学部だとしても関連学科として掲載するなどです。

こういった背景には、経営学部・経済学部・商学部への出願ユーザーは、どの学部に入るか深く絞り込めていないという仮説を立てたためです。これと対象的なのは、国際学部です。

Google アナリティクスの管理画面の数値を構成しているのは、人の動きです。人の動きには心があるので、GAでの遷移の中に人の気持ちの変化を少しでも考えると良いと思っています。国際学部に興味がある人には、大学ならではの制度に魅力を感じているかもしれません。
正しく魅力が伝わっているのか?
どんな気持ちで問い合わせしてきているのか?
などを考えていました。

サイトマップ

サイトマップ抽出&ページ整理

  • サイトマップ抽出

この記事には大変助けられております。


この通りにサイトマップを作っています。バンシュッ、バーーーーンって感じです。
今回の場合は、大規模サイト過ぎて抽出するのにものすごく時間がかかりました。PC開きっぱなしにする必要があるので、お時間ある時にやってください。
(井斉さん、今後も使ってね。)

ちなみにこの記事は、運営堂さんのメルマガ、毎日堂その1627で知りました。だからあれほど、毎日堂は正座して読めと。


  • ページ整理

今回のプロジェクト、当初のスケジュールはタイトでした。そのうえで、大規模サイトを整理&改修して、インハウス運用をしやすくすることが目的でもあります。
サイトマップを見た結果、画面越しに九龍城が見えるほどの、それはもう立派なマップでした。

サイトマップを見てからは、井斉さんとありえないくらいの頻度で打ち合わせをし、1記事ずつページ整理していきました。ええ、ページを目視です。

Search Console

ページ整理時に目視で似たようなページがあった場合、どちらのページにどんな検索意図で流入しているのか?などをチェックします。
ページ統合する際は、検索意図に対するコンテンツの掲載漏れをなくし、ユーザーさんが不自由を感じないように考えます。

リダイレクト設定のことを思い描きながら進めると、非常に良いと思っています。

リダイレクト

サイトマップを出した結果、よくわからないディレクトリに入っているページがありました。きっと、学内での運用結果の賜物です。企業の運用をサポートしている身からすると、前向きに更新いただいていることが何よりうれしいです。

このようなありがたい記事が迷子にならないように適切なディレクトリ内に入れたり、リンクしたり、Search Consoleで似たような記事同士を統合、クエリに対してコンテンツがちゃんと入っているかなどをチェックします。
その上で、リダイレクトのことを考えました。必要に応じてURLの変更も検討しますが、URLは資産になるため、長い目で見て使用できるURLを検討です。

アクセス解析

Google アナリティクス

もしかして360?

いいえ、違います。イベント発火大魔王が降臨しない限りは大丈夫だと思います。(LP分析とかする場合は1セッションのヒット上限にかかるかもですが、工夫すれば問題なさそうです)


各レポートの閲覧

基本に忠実に、以下のレポートを閲覧します。
・ユーザー
・集客
・行動
・コンバージョン

各カテゴリに入っているレポートを一通り閲覧した後に、深堀りしていきます。
コツは、大きいところから小さいところへ。です。
参考記事はこちらです。



画像引用元:https://cinci.jp/blog/20191119-digging-deep-and-improvement

動画で学びたい方はこちらです。


記事にあるように、セカンダリディメンション・セグメントの活用は必須です。また、ナビゲーション サマリーでの遷移把握も行います。コンテンツグループの設定がなかったのが残念でした。このあたりの機能の使用については本を読んでいただければできると思うので、割愛します。

全期間閲覧

GA権限をもらったら、ひとまず全期間を見るようにしています。
サイトの成長度合いがわかりますし、メモを残してくださっているケースもあるので、一度は確認すると良いと思っています。

それでですね。今回のサイトを全期間で見てたら、イベント設定の謎があったんですね。
ある期間はイベント取得しているが、一年ちょっと前から計測されていない...という現象です。
何かの拍子に外れてしまったみたいですので、今回の設計に組み込みました。

主要ページの確認

サイト解析する時に、主要ページがあるのかを確認します。
ホームページに書いてある記事は、それぞれが営業マンです。1記事がたくさんのアクセスを集めているのか?複数の記事がまんべんなくアクセスを集めているのか?
平たくしますと、エース記事があるのかどうかですね。

蓋を開けたら、主要ページがあるというよりは、各記事が頑張ってアクセスを集めている感じです。
なんだかんだ言って店舗がある?ビジネスなのでTOP・アクセス関係が多く、このページ群で閲覧開始の結構な%、他記事は小さめ%未満です。数字はぼかしています。

アクセス関係(バスや道案内)を閲覧する人は、訪問意欲がある人だと仮定できますので、新規集客(出願前ユーザー等)とはちょっと異なる閲覧意図かと思います。

仮説で立てていた、検索が多そうなこちらのページ(AMP含む)でも小さめ%。そのため、学内で作成いただいていた一つ一つのページを大切にしていきたいです。ここまで来ると、頑張ってサイトマップを整理していたのが活きてきます笑



CVレポート

まずは、既存レポートのCV設定を確認します。
現在も稼働していて、メインで使用しそうなCVは以下の3つです。
・資料請求
・ダウンロード(過去問等)
・ネット出願

これらのCVを達成したユーザーごとに分析します。
セッションではなく、ユーザーで分析しました。セッション軸でも見えてくるものがあると思いますが、やはりそこはユーザーにしました。
もっっっのすごくシンプルなセグメントです。セグメント名、勉強させていただきました。


こうしたセグメントをかけて、各レポートを参照していきます。

ユーザーエクスプローラ

CVユーザーごとにセグメントをかけてユーザーエクスプローラ分析

やってまいりました。今回一番時間を溶かしました、ユーザーエクスプローラ。ここに向き合い始めると、健康で文化的な最低限度の生活とは?と、国に問いたくなります。

先程ご紹介しました3種類のCVユーザーごとに、どのような動きをするのか、個単位で追っていきます。
1CV×50ユーザー(3種)のため、合計150ユーザーの分析です。
こんな感じで150件、続きます...
改善ポイントが書いていないのは、特に改善するポイントが見当たらなかったユーザーです。考えていないわけではないです笑


ここまでやる必要があるのかと言われると、やったほうが良いのは間違いないと思うのですが、時間や工数と相談した上で、30ユーザーなどと減らしても良いかもしれません。(解析界隈の方がご覧になられましたら、ぜひご意見いただけますと嬉しいです...)

あと、ごく私的なことですが、ユーザーベースのセグメントの際に、期間内に1,000セッション以上あるユーザーが機械のトラフィック判定をされた場合、どうなるのでしょうか...?
そんなことは起こり得ないだろうという規模の解析をメインにしていますが、個人的に気になりましたのでご存知の方いらっしゃいましたら教えていただけますと幸いです。


これをやった後に、お客様や井斉さん(ディレクター)と、ユーザーについて話し合います。Excelのありのままを話したって要点を得ないので、分析しながらメモを残していきます。雑な性格のため、メモも雑です。


余談ですが、中小・零細企業などの総CV数が少ない案件は、CVが入る度にユーザーエクスプローラをチェックしておいても良いくらいです。CVユーザーの傾向が見えてきますので、どんなコンテンツを訴求すべきかなどの次の一手が見つかります。
個の分析(ミクロ解析)の概要はこちらの記事を御覧ください。


記事でご紹介のあるように、今回の解析も期間内CVユーザーをExcelで吐き出した後にユーザーの抽出を行っています。下記の赤いユーザー以降から50ユーザーを抽出して解析しています。


(解析って、解析始める前にデータがどのように取得されているのか、そもそも正しくデータが集まっているのか、データデータデータとか、下準備とか確認とか、時間かかるんです。愚痴。)


こんな感じで分析しているとCVユーザーの傾向はつかめてくるので、あとはそれをサイトにどうやって表現するのかが大事です。

ターゲットを想像する

もちろんサイトリニューアルの時は、ターゲットを考える必要があります。
詳細は割愛しますが、クライアントさんと共有の上、ざっくりとターゲットは高校生(と保護者)にしています。
こういったやり取りを踏まえ、ユーザーエクスプローラなどを見る時に、どんな人が閲覧しているのか?を想像しながらレポートを閲覧しています。

海外ユーザー

学生の中にも海外在住の人がいますので、こういった地味なセグメントも作っています。
繁体字と簡体字では、使用する言語が日本語と英語が異なるとかっていう発見があると面白いですよね。なんで使用言語が違うんだろう?とかって細かな箇所ですが、こういった地道なことをしながらユーザーを想像していきました。


学生の行動把握

部活を見ている人がけっこう多かったんです。こんな過去の記事まで読むの?というくらい、部活を見られていました。キャンパスライフを想像させるのには有効なコンテンツなのでしょう。CVユーザーで部活を閲覧するのは、保護者ではなく学生だと仮説を立てていました。
あとは、先程のユーザーエクスプローラの解析に通ずるところがあります。

いかにして、ユーザーを明確に想像できるのか。これがキーです。

制作過程で数人ではありますが、大学の印象を聞くために大学生や在校生にヒアリングを実施しています。(身近に高校生いなかったです...)
ヒアリングした際に学生が発した一言がサイトディレクションにおいてすごく優位になったのは機会があればお話します。

SNSについて

インスタやTumblrの更新などをすごく頑張っていたので、このコンテンツを無駄にしないようにも考えました。
が、紆余曲折あり、今はフッターに入っております........(もっと目立たせたいです)

ランディングページ確認

パワープレイです。ソーラ・レイを始めとするコロニーレーザーもびっくりの力技です。
こちらも?100ページ確認して、それぞれのページごとに思うことをメモしております。


大変地味な作業ですし、解析するページ数はケースバイケースですが、LP分析は欠かせないと思っています。
各ページを目視すると、そのページ内から遷移できないような作りになっていたりしますので、LPに着地する時の興味・関心に合わせて、次の行動の流れを作るイメージでしょうか。

設計確認

解析担当者からすると非常に大事なポイントですが、おそらく大半の解析に関わらない方にはなんじゃそれ?と思われていそうな項目がやってまいりました。細かく言えばたくさんありますが、大きなところを記載しました。

GTMが入っていない

はい、まずはこちらです。
そうなんです、GTMが入っていなかったので、リニューアル後の導入・設定は言うまでもないですね。
メリットや導入については以下の記事を御覧ください。



カスタムディメンション・コンテンツグループは設定なし

いわゆる、標準設定のままの運用です。目標設定はされていましたので、一安心です。
コンテンツグループが設定されていないと、分析時に不便ではありますが、そこは仕方ありません。
カスタムディメンションは確認しておかないと「お前、いたのか」に遭遇しますので、初めてのGA案件ではいつも確認しています。

サイト公開後にはどちらの設定も行いますので、ディレクション時に考えておくとより良いです。

コンテンツグループに関しては、関係者みんなが見やすいものとか大きな流れを読めるものがあるとグッドだと思っています。解析でこことここのデータが見れると良いのになあと思っているものは、公開後に設定しておくと、きっと誰かの役に立ちます。きっと...

イベント系のCV取得がされてない

ある時から急にイベント取得ができなくなっていました。先程も書きましたが、こういった現象も起こっているので期間を長めにしたりして、どんなことが起こっているのか把握すると良いです。
クライアントさんの運用体制に変更があったかもしれないですし、サイト修正時に外れてしまったのかもしれません。先方のリソースも考えて、公開後の運用提案までいけるとより良いです。

サイト内検索の設定も吹き飛んでいる

イベントと同じタイミングで吹き飛んでいました。
悲しいですが、きっと、乱か一揆が起こったのでしょう。

プロパティ・ビューの設定確認

  • セッションタイムアウト

これは鉄則です。まれに1時間とかに遭遇しますので、確認しましょう。
もう一度言います。確認しましょう。


  • ビューの運用状況

今回は、「すべてのウェブサイトのデータ」ビューのみで長年運用されていました...
リニューアルを期に、閲覧用のビューと保存用のビューを作っております。


  • フィルタ確認

関係者IPは排除されていました。規模が大きいので、設定していたIP除外フィルタ数も多かったです。

それはそれとして、フィルタをゴリゴリ設定するとデータをズバッと除外してしまうので、本当に必要なフィルタかは確認したほうが良いと思っています。フィルタを適用するビューも考えておきたいところです。


今回はよくあるような、部署別に特定ディレクトリのみの計測やLPのみ計測が不要でしたので、難しいフィルタ設定はしていません。クロスドメインも不要なので、ドメイン名を付与する必要もありません。

Search Console

主要クエリの確認

先程も出てきましたが、サイト内に流入している主要クエリの確認はしておくべきです。Search Consoleのレポートが使いにくいようでしたら、データポータルなどのツールを使って、少しでも見やすくすると良いです。
ぼくはあまりこういったグラフ化と言いますか、ビジュアライズ化のセンスがないので雑な感じですが、ざっくりで閲覧します。ていってやったら、ていって出てくるものが良いと思います。

ビジュアルセンスについて、中学校の美術は3年間ほぼ5段階中1(最低)の評価でしたが、担任の先生が美術の先生に圧をかけてくださり、受験前に2に上がったことを思い出しました。


ページ統廃合

こちらも先程出てきました。重複しているであろうページがそこそこありましたので、各ページごとに比較し、ページ統合を行いました。
評価されているページにコンテンツを寄せ、寄せたページにリダイレクト設定です。

ページごとのクエリ確認

検索意図の把握はとても大事だと思っています。前半の検索結果の確認に通ずる部分ですが、気になるクエリは検索画面を確認する癖をつけると良いと思います。
検索結果はどんどんリッチになっていくので、定期的にチェックですが、ぼくの財布を定期チェックしてもリッチにならない現象を名付けたいです。



解析設定(公開後)

GTM設定

前述の通り、GTMが入っていませんでした。まずはGTMの実装からです。地方案件の場合、まだまだGTMが入っていないケースはあると感じていますので、こういった基本的なところには向き合っていきたい所存です。


CV設定

改めてCVを定義します。ちゃんと見直すの大事です。
thanksページがあるものは必須として、複数あるTELは何を取得するのか?などです。
細かな箇所は割愛しますが、TELは入試専用ダイヤルのみをCVとして取得しています。こうしたイベントをCVとする場合、GTMが入っていると非常に楽ですよね。

ネット出願についても注意が必要で、thanksページ到達以外にも、グーグルフォームを活用したネット出願がありました。こうしたものは、フォームへのリンククリックをCVとしてカウントしています。


設定後は、複数回見直します。
項目数問わず、人が行う設定系はヒューマンエラーが起きます。
経験数があるから安心。ではなく、いつエラーが起きてもおかしくないという気持ちで対応します。こればっかりは、何ともならないと思っています。ほんとに、明日は我が身です。

カスタムディメンション

カスタムディメンションが必要なのか?というところから検討すべきですが、今回は、ベーシックなものを設定しています。
ClientIDやサイト内検索など、一般的なものが中心です。
早めに設定をしておくこと。設定後のデータしか貯まりません。

GTMがあるとわりかしすぐにできます。
特にサイト内検索についてですが、CVに紐づくカスタムレポートを作っていますので、今後の運用次第では、検索ボックス周辺の検索ワードを変えてっても良いかなあと思っています。


サイト内検索の使い方については、こちらの書籍を御覧ください。


コンテンツグループ

自分が解析した時に「このデータ見れたらなあ」と思うものは、設定しておくこと。
代表例がコンテンツグループです。
学部・学科間の遷移などが最たるものです。

ということで、設定をしておきました。こちらも設定後しかデータが貯まりませんのでお早めにです。
ディレクション時から、このあたりの設計を考えられるとより良いです。

学部・学科です。ナビゲーション サマリーとか捗りそうな設定です。


もう一つ、大きめの分類で。こっちもあると便利かと思っています。


AMP

今回はAMP設定も必要でした。初めての対応です。


と言っても、記事にしたがって粛々と対応しました。


他社サイトを見て、どういったカスタムディメンションを取得しているのか調査するなど人様に言い難い活動をされる時はぜひお声がけいただけますと嬉しいです。

上記記事にデベロッパーツールで確認という項目がありました。
AMPの確認とは別ですが、最近デベロッパーツールを使うことにはまっております。
使い方はこちらです。この記事、言葉に出来ないほど大好きです。


cd21以降の番号を見つけたら、ちょっと嬉しくなっちゃいます。

もうなんだかいろんなもの見てきて道を見失った方には、こちらをどうぞ。


Zoho

Zohoを新たに導入しましたので、そちらの設定も行いました。SalesIQの実装だけですが、以下のような機能も実装できるみたいですね。    


このあたりはきっと、太聞くんが今後教えてくれることと期待しています。


GA設定

ビューの複製

こちらも先程の通り、ビューは複数作っておきましょう。
覆水盆に返らずとはこのことでしょうか?(違う?)

設定仕様書

インハウス担当さんが仕様書を見て、どういう意図で設計・設定しているのかわかりやすいようにします。今後誰が担当するかわかりませんから。

自分が運用担当をできれば良いのですが、世の中そうは上手くいきません。色んなサイトを見ていると、誰がどんなことを考えて解析設計・設定したのかわからないことがありますので、できる限り自分がそういったことを起こさないように...

以前に機会があって、巨大サイトの設定・設計仕様書を見てお仕事することもありましたが、初見サイトの場合は辛すぎます...笑
こういった経験から、全く知らない人が初めて見るGAを把握するためにも、何かしら残しておけると良いなあと思いました。

カスタムレポート

カスタムディメンションで取得している値をプライマリディメンションで使うためにカスタムレポートを作成します。このあたりは、クライアントさんと相談して、カスタムレポートにするかデータポータルにするのか検討すると良さそうです。
今回は一旦、カスタムレポートで納品しています。

まとめ

解析や業務について

ちょっとでも解析やっている方ならおわかりかと思いますが、特段特殊な解析設定をしているわけでもありません。ユーザー分析は時間をかけましたが、設計・設定周りはベーシックなものばかりです。
thanksページについてもクロスドメインが不要でしたし、サンプリングだ。てへっ。みたいなこともありませんでした。

よくもわるくも、すでに運用していたビューがある程度初期状態に近かったことも嬉しかったです。

あとは運用ですね...

フリーランスのアクセス解析担当として

今回、チームメンバーがとても良かったです。(語彙力)

フリーランスでやっているからこそ、チームの大切さがわかります。
フリーランスの語源をたどれば、傭兵団とあります。技能を提供して生き残っていかなければいけないので、自分の技能を高めることと、技能を活かしてもらうチーム(雇い主)が必要です。

スキルアップは必須事項とし、心構えとしては、傭兵団。
ちょっと脱線ですが、数年前に読んで意味がわからなかった九鬼周造氏の「いき」の構造という書籍があります。
岩波文庫の表紙には、
「運命によって〈諦め〉を得た〈媚態〉が〈意気地〉の自由に生きる」と書いてあります。

まだ咀嚼しきれていないのでこれから考えていきますが、フリーランスの心構えはここも近しいのでは?と思っています。

もっと良い解析をできるように精進します

アクセス解析は、数字を通じて人を知ることだと思っています。目に見えない人を想像して、きっとこういった疑問や悩みを解決したら喜んでくれるんだろうなあ。と想いを馳せ、まだ見ぬお客様が喜ぶウェブサイトを構築・改善していくお仕事です。

このあたりは、富野御大が数十年前から世に問うている「人と人とはわかりあえるのか?」に通ずるものがあると感じています。

次、解析界隈の記事を書くときは、この記事が恥ずかしくなるくらいに更に一回り成長した記事を書きたいです。
呉下の阿蒙にあらず、と。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



何度目のブームかわかりませんが、天切り松闇がたりを再読しています。
独立する前から今もずっと、この本に助けられました。聖書です。

銭金より大事なものを守り抜きたいですね。