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一昨日のアドベントカレンダーでは、踊れる人は踊って、ベリーメリークリスマスと爽やかに締めましたが、早速戻ってきました、ふたさんタさん。

クリスマスの時期になると友人の話を思い出します。
彼が小学生の頃にもらった、丁寧に梱包してあるクリスマスプレゼントは、「自宅の小屋にあったサッカーボール」だったそうです。
お母さんに問いただしたら、「うちはクリスチャンじゃない!!」と怒られたそうです。
サンタさんがお母さんタだと、すぐにわかったみたいです。


さて、クリスチャンも儒教っ子もプレゼントがほしい良い子のみんなと一緒に合唱したいと思います。
みんな〜、元気に叫ぼうね!!
せ〜〜〜〜のっっっっっ
!!!!!!!!!!!!!!!!  a-blog cms Advent Calendar 2020  !!!!!!!!!!!!!!!!


他の参加者さんのように、小難しい小文字の羅列や洒落たデザインはありませんので、ど根性と熱血で駆け抜けます。

a-blog cms界隈の皆様、はじめましてだと思います

一応アクセス解析がメインのお仕事だと思っていたのですが、どうやら最近はそうでもないと思い始めた今日このごろです。
お仕事を一言で表すと、「現場から届くドロッ泥に血塗られたお便りをいち早く心を込めて開封するお仕事」です。


アップルップルさんとのお仕事は、こちらにまとめております。
某メルマガでお取り上げいただきました記事で、アクセスも増えました。(当社比)


場が温まったところで本題です。

CMSはおすすめが分かれますけど

ぼくはフリーランスなので、絶対にここのサービス(CMS)を利用しなきゃいけないとかはありません。
それでもメインで普段利用するCMSは、a-blog cmsかWordPressの2つがほとんどです。
予算や目的に応じて、Jimdoでしょうか。

最近はサイト制作をすることがなく(キャパシティ的に難しく...)、制作会社さんにディレクション含めて丸投げしている状態です。

そのため、わざわざ「CMS指定」でご相談いただくことはほぼありません。
もうちょっとざっくりとした、売り上げあげたいんだよね~みたいなご相談が多いです。

クライアントさんもCMSやWeb広告への知識が深い方が多いわけではないですし、何より、CMSを変えたら事業の課題解決に繋がるかどうかはクライアントさんごとに考えるべきです。

じゃあ何でCMSを選ぶのか?

ここで、自社の課題と照らし合わせるべきだと思っています。
自社の課題を解決できる(又は解決に近しい)CMSの特徴を知っておくことが重要かなあと。
だからこそ、各CMSのメリット・デメリットを把握した上で選定が必要です。
対面する人が機能を知っていたり、クライアントさんのゴールを把握しておくことが大事です。

あとちょいと逸れるかもしれませんが、個人的には、自分の家族に売れるものでありたいと思います。
先日、古い友人からサイト制作したいと相談をもらって紹介した会社さんは、ちゃんと勧められる会社であり、CMSでした。
そのあたりは非常に大事だと思っていまして、CMSやサイトデザインだけじゃなく、制作会社や中にいるスタッフさんとか、仕事のスタンスや思想が大事ですよね。

ホームページは作成の目的がありますから目的のままに作ることがよろしいんですよ

そうなんですのよ。
ホームページは作成する目的がありますのよ。

冒頭でご紹介した一昨日の記事でもだいぶ書きましたが、コロナが流行してから、ますますWebの意味がわからなくなってきました。一体、Webとはなんなのか?
哲学的なことを言いたいのではなく、Webに果たせる役割をもう一度考える必要があるのでは?というお話です。

厳しい世の中だからこそ、ホームページ作成の何かしらの目的はあるはずなんです。
ただ単に売上を上げたい。というのも良いと思うんですが、もう一歩踏み込んで、〇倍くらいは目指したいとかがあると良いかなあと。
売上を2倍にするのと5倍にするのでは、必要になる広告費や社内のリソースが異なりますし、売上5倍になったらそれを受け入れられる組織になっているのか?なども考えないといけないです。

ただただホームページを作りたい。ではなくて、現在の状況や今後の目指す先を考えた上で、ホームページを作りたいです。

よしんば良いサイトを作ったとて、それだけで目的達成できるわけではないのですよ

結局ここなわけでして。
現場からドロッ泥のお便りが届くのも、この付近に理由が潜んでいるわけでして。

サイトを作ることがゴールになってしまったらそれ以上に成長はなく、自社内もしくは外部の人に運用してもらわないと、サイトが育ちません。

その点、a-blog cmsはぼくがディレクション時にコンテンツをある程度作っていけるくらいの難易度なので、育てていけるサイトを作れるのだとも思います。(井斉さんと菅原さんが鬼のようにサポートしてくれていますが...神)

あと、良いか悪いかわかりませんが、未だに1系のサイトが現役で稼働しています笑

じゃあ目的がないままにサイトリニューアルするとどうなるのか?

「なんとなく、良い/悪い」で終わっちゃいます。
ぼくがよく経験したケースは、「デザインがねえ...」みたいなデザインネック。

そもそも誰のためになんのためにデザインを作っているのかが明確になっていないのに、デザインが...となっても改善が難しいわけで...
そのあたりは、クライアントさんの趣味嗜好が存分に含まれているわけで。

まずはサイトを作るのは、エンドユーザーさんのためであって、クライアントさんのためではない。エンドユーザーさんが喜んでくれた結果、クライアントさんの目的が達成されるかもしれないけど、最初に喜んでもらうべきなのはエンドユーザーさんです。
これを履き違えたら、趣味嗜好やらその時の鬱憤やらが入ってしまうので、避けなければならないのです。

企業が企業理念やら経営理念やらビジョンやらミッションやらに立ち返るように、サイトをリニューアルする時も立ち返られる何かがほしいですよね。

まとめ

a-blog cmsのアドベントカレンダーということで何を書こうか迷いましたが、技術の話をするのも違うし、デザインの話も違うので、クライアントさんの立場に立った?お話にしました。
CMSは目的を達成するための手段だと思っている人間ですが、それでも、CMSには種類もあるし、メリット・デメリット/開発者や開発社の思想など多分に検討要素を含んでいるので、クライアントさんの目的から逆算して選びたいと思っています。
それでもやっぱり、ぼくは人間なので、人間がわかるCMSが好きです。a-blog cmsの良さは、そこだと思います。
アドベントカレンダーへの参加とかがなければ書くことがないテーマでした。

次の記事は何を書こうかと言われたら、先日購入しましたROBOT魂のヴェルビンの素晴らしさについて語ろうと思いますが、ぼくがバイストン・ウェルに召喚されていたら書けません。

明日は名古屋が誇るアップルップルCTOの伊藤さんです。
記事公開後は、正座できる人は正座し、できない方は音読しましょう。

目的とかの話が出ましたが、目的と目標は違いますし、そのあたりを整理するのに定期的に読み返す本です。


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